閉ざされた冬の雪山で愛しのせばすてぃあんとムフフ
世代間ぎゃっぷ異世界恋愛こめでぃー。
性懲りもなく往年のネタをひっさげ登場だ。
度重なる艱難辛苦を乗り越え、愛の逃避行を果たしたワタクシ達は、冬の雪山に迷い込み遭難しましたの。
外は凍てつく寒さに、雪のブリザードにホワイトアウト、視界は完全に遮られましたのよ。
なんとか朽ち果てた山小屋を見つけたワタクシ達は、ふたり身を寄せ合い暖をとりますの。
ムフフ、アタクシは知ってますの。こっからの展開は、せばすてぃあんにむぎゅっと抱きしめられ、熱いチッスの後押し倒され、そっからはめくるめく18禁ですの~。
「ピノ様」
せばすてぃあんが潤んだ瞳で、アタクシを見てますの。
「せばすてぃあん」
見つめ合う瞳と瞳・・・♪〇人の仲間♪・・・おっと、いけないボルテスしちゃった。
合体はまだ早いの~。
せばすてぃあんの真剣な眼差し。
しんけん・・・といえばシムケン・・・怒っちゃやーよからのだっふんだっ!
目の前に彼の顔がっ!いけないルージュ〇ジック、雨上がりの夜空にバイクぶっ飛ばしたい。
「もうあなたを離さない」
「アタクシも・・・ずっとあなたを愛している・・・離したくない」
おいおい、なんか危険な香りがしますのよ~。
「好きなんだ」
「好きなんだけどぉ~」
脳内タイムスリップ、すとっぷ・・・ストップ・ザ・ひば・・・もうやめぃ。
「ピノ」
「せばすてぃあん」
今重なる唇と唇・・・それはキス・・・バレンタインデー○○・・・おニャン子・・・KISS・・・そちらはヘビメタ。
脱線、脱線、しゅっぽぽぽ~アタクシはこれでキスを止めました。
禁煙パイポって誰が知ってるのよ~。
「んもう」
思わず巡るオールド思考にアタクシは辟易しますの・・・んもうって、羽毛布団はマルハチ・・・2倍、2倍・・・高見山って誰が知ってんの×2ですの~。
アタクシの事情・・・彼氏と彼女の〇情を知らないせばすてぃあんは訝し気な顔をしましたの。
そっとアタクシの額に手をあてて、
「熱でもあるのかい」
って熱視線ですう。
「熱くなれ・・・えぶばでぃごー」
いけない。ついに止まらない・・・止まらない~はぁはぁんは、ギリセーフかしら・・・アウトセーフよよいのよいってね。
「?」
せばすてぃあん、ごめんなさーい、剛麺なさいよー、フグのかかとおしっ!イチバーン!父様にもう一発お見舞いしたかった・・・ファイト一発っ!
「・・・ピノ、私の可愛いお姫様。今日はもう寝ましょう」
心配した彼からこれからはじまる性戦の休戦要請っ。
あわわ。
ガチョーンってか。
「なんでそうなるのっ!」
もう、おしまいっ!
うん、やりきった(笑)。