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乞食は動いた
姫を自分のものにするために乞食は働こうと決心した。
何をすればいいのかわからなかった乞食は、よく来ているレストランの店主に言った。
「なぁ。をれを、ここで働かせてくれはしないだろうか。」
しかし乞食の思うようにはいかなかった。
「いいや。あんたは不潔だ。頼むならせめてもといい服を買いにいってはどうだい。」
あっけなく断られたのだ。乞食は怒った。こんな店一生来てやるものか。
そして、乞食は盗みを働いた。
一階に住んでいる人の洗濯物から新品のジャケットをとったのだ。
乞食はとにかく必死だった。




