あの夢は一体……
興味を持って頂きありがとうごさいます
本作は初めて書いた小説であり、短編小説となっております。
時間があれば連載小説も挑戦してみたいと思っております。
それではどうぞ。
最近になって変な夢を見る事が多くなってきた
それは、廃墟の工場や暗いマンションに薄暗い森の中や小さい神社等様々な夢であった。
しかし、それらには一貫して共通の出来事がある。
その出来事がクリアしない限り長く感じる夢は終わらない。
そして、不運にもその夢は再び見せてくる。
「また、夢か……」
男はため息混じりに周りを見回すと1つの道路に自分しかおらず、周りは暗闇しかなく明かりも無い。
そして、男は歩みを進めてしばらくすると背後に物音がしていた、男は直ぐに振り返るとそこにはシルバーの軽ワゴン車があった
男は理解出来ずにいた、何故なら自身が歩いた時には物音も何もなかったからだ
そうして、戸惑っていると車の中に人がおり運転席から出て車の前輪部分に屈んで何か唸っていた
男はその人物に近づき何に困っているのか尋ねる
「あの、何かお困りですか?」
その人物は男に振り返りギョッとした表情で男を見て、警戒される。
その人物は女性であり年齢はわからないが20代前半か後半であった、男は慌てて女性に何もしない事を言いここがどこなのかを尋ねる
「•••••」
女性は喋らず車の前輪部に屈んで何かに困っていた、男は女性の近くに屈んで前輪を見るが全くの異常がなく、男は何がしたいのか分からずに困る
(この夢、全然わからないぞ)
しばらく悩んでいると女性が立ち上がり車に手をかざす、すると車は動き出し男は驚いて尻もちをつくと女性はさっさと運転席に乗り車を動かそうとする。
男は咄嗟に立ち上がり運転席へ向かい再び尋ねる
「ここは何処なんだ?」
女性はこちらを向き口が動くが車の騒音が激しく何を言ってるのかが分からない。
そうして女性は正面を向き車を発進させると男は車から離れて見送る。
そして、男は急に頭の中にその車が走った瞬間に爆発すると悟り、数メートル離れた先から男はバックミラーが見える位置に運転手の女性に大声で叫ぶ様に手を大きく広げて叫ぶ
「そいつは爆発する!逃げろ!」
この時の男は何故この事が分かったのか理解出来ずにいたが誰かが死ぬ所は見たくないという気持ちで一杯であった為に、男は力いっぱいに叫ぶ
「早く!そいつから出ろ!」
そう言った瞬間に車は突如炎上して爆発する、男は膝を付いて呟く
「そんな……間に合わなかった……」
男は絶望に拉がれるが突然後ろから声が掛けられる
「あの……」
男は咄嗟に振り向くとそこにはさっきまで乗っていた女性が道路の暗闇から姿を現していた。
男は驚きつつも意識が飛ぶ。
――――――――――――
何時間意識が飛んでいたのか分からないくらいに女性と意気揚々と喋っていたが会話の内容や何故こうして女性と話が出来ていたのか不明であった。
そして男は女性に聞こうとした時にいきなり道路の脇に街灯が現れる。
男は戸惑うと女性は男に向かって言う
「どうやら時間が来たみたいだね」
それを聞いた男は問う
「どういう事だ?」
女性は口元に指を立てて静かにとポーズをすると何処からともなく音が鳴っている事に気付くと男は急に浮く
男は慌てて降りようとするも降りられない、男は女性を見やると女性は手を大きく降って男を見送っていた、男は大声で叫ぶ
「これは一体!」
女性は男の話を聞かず大声で叫ぶ様に言う
「さっき助けてくれてありがとう!もう二度とこんな所に来ちゃ駄目だよ!」
男はその言葉聞いた途端、意識が飛ぶ
男が目を覚ました時には隣の目覚まし時計が鳴り響いていた、男はため息ついて呟く
「あの夢は何だったんだ?」
その後、男はスーツに着替えて身支度を整えて仕事に向うのであった
いかがだったでしょうか?
ミステリアスな部分に挑戦してみました。
まだまだ至らぬ所や表現力に欠ける場合がありますがまた何処かで投稿した際に宜しくお願いします。
〜追記〜
この小説のコンセプトは理解出来ないをコンセプトに執筆した物です。
なので理解させないや理解を及ばせない様に執筆させましたのでご了承下さい