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2話 属性と相性

 授業は魔法使いらしさ全開!ってわけでもないんだな、これが。日本で言うと国語とか社会の勉強みたいな感じ。魔法使いの歴史とか、魔法の種類とか呪文とかを習うんだけど、実際に使えるのは今からやる属性調べをしてからだってさ。


「…なに、あの装置は」


「あれが属性調べの魔具だよ」


「あんなゴツイのが!?どっから見てもただの拷問器具にしか見えないんだけど!?絶対電気とか流れるタイプの椅子だって!」


 見るからに禍々しい椅子を目の前に一人騒ぐ私。だって海外映画とかでよく見る電気椅子みたいな見た目してんだよ?絶対拷問器具だって!あれ考えたやつどうなってんの!?頭おかしいんじゃね!?

 同じクラスの人達は次々に座っていく。そして自分が単種属性か二種属性か調べていく。涼しい顔して。

 皆は電気椅子を知らないから普通に座れるんだよ!私だって知らなきゃ座れたって!


「アルベルツ、何をしているんだ。早く座りなさい。残るは君だけだぞ」


「ひえっ…」


 周りの目線も痛いけど、あの椅子に座るのも……

 …けれどあれだけ皆が座って何もなかったんだから平気なはず!

 恐る恐る椅子に座ると固定され、何事もなく目の前に魔法陣が浮かび上がった。うん、これは何事もなくないよね?え?固定?あ、逃げれないわ。


「先生!これヤバいやつじゃないですか!?」


「大丈夫だ、多分」


「多分!?うわああああああああああ!絶対死ぬやつだって!それでは皆さん、さようならあああ!」


 絶叫しながら暴れるも固定されて動けない。あれだけ憧れていた目の前に浮かぶ魔法陣に恐怖を覚える。

 そして眩い光を放つもんだから反射的に目を瞑ってしまった。次に目を開けた時は、魔法陣は消えていた。固定されていたがそれも解除され、自由の身となっていた。

 終わったと実感し立ち上がった瞬間、先生が口を開いた。


「…アルベルツ……君は、二種属性だ」


「………はい?」


 耳を疑った。は?二種属性?二種属性ってあれでしょ?ポ〇〇ンで言ったところの水、地面タイプみたいなやつでしょ?

 それで二種属性って珍しいんでしょ?うん?私が二種属性?ちょっと分かんないですね。

 確か属性は、火、水、氷、風、雷、地、光、闇のはず…その中から二種類ってことでしょ?これ光と闇だったらどうすんの?体が常にアナフィラキシーショックだわ。


「君の属性は風と雷だ。これで全員自身の属性を理解したな。そこで課題を出す。自身の属性魔法を一つ覚えてくること。どんな魔法でもいい。二種属性の人はそれぞれ使えるようにするように、以上」


「いや理解追いつかねえわ」




「いい?それぞれの属性の相性は知ってる?」


「あれでしょ?火→氷→風→地→雷→水→火でしょ?そんでもって光と闇は互いが互いを苦しめるんだよね?」


「前半は良かったけど後半の言い方よ…」


 属性相性は分かってるけどもいまいちピンと来ない。しかも属性が多すぎて覚えきれない。三属性+二属性でいいよ。覚えやすいもん。

 でも風と雷か……使い道あるか?これ。火だと料理とか暖炉に火を点けたり役立ちそうだし、水だって飲み水とか、応用すれば雨を降らすってこともできるらしいし……


「マルセラはいいなー…水属性だもん」


「二種属性の方がカッコいいじゃん」


「そうだけど、使い道皆無」


 魔法を習得できたとしても使い道がなかったら意味がない。それが魔法ってもの。風を起こして何になる?雷起こしたら大惨事。

 こうなったら魔具で日本の科学力見せしめたろか!目指せ電力発電!風力発電!



 いや、作る気力も方法もないからやんないけどさ。

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