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Limit 86 mile  作者: Hyuga
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act.12 Seite an Seite

日向「小野潤…、レース関係者とは聞いていたが、まさかここまでとはな…」


日向は少々ためらいつつ1週間後に迫った説明会に出向いてみる事にした。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜1週間後〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

5月15日 午後1時30分 クラフトモータースポーツ本社


日向「予定だと1時には到着する予定だったのだがなぁ…。渋滞に巻き込まれるしついてねぇなぁ…。」


日向はため息をつきつつも駐車場に車を止めた。


日向「…にしてもプライベートチームにしては随分と規模がデカイな…。とりあえず受付っと…。」


日向は事務所のドアを開け、受付を開始した。


受付「こんにちは。本日はどのようなご用件で?」


日向「先日封筒を受け取った日向というものですが…。」


受付「日向様ですね。了解しました。それではご案内いたしますので、後についてきてください。」


日向は事務所の奥へと通される。

案内されたのは中会議室と呼ばれる部屋らしい。


受付「他の方がお見えになるまで、こちらでお待ちください。」


そういうと静かに部屋のドアを閉め、受付に戻っていった。


日向は椅子に腰掛けた。


日向「そういやさっき受付の人が、他の方が見えるまでお待ちください、っていってたな。他にも誰か来るのか。」


日向がぼんやり考えているうちに時計は1時40分を回っていた。


そこで唐突にドアが開いた。


???「ここがクラフトモータースポーツ本社かぁ…。ってなんであんたがここに居るんだよw」


日向「お前は…、suzumiyaか…?」


ドアを開けたのはなんとsuzumiyaだったのである。

suzumiyaはそのまま日向のとなりに腰掛けた。


日向「ってことはあんたの家にも封筒が?」


suzumiya「そうなんだよね。1週間くらい前に家のポストに入ってた。」


そこで再びドアが開く。


2人「ん…?あ…。」


???「お、日向にsuzumiyaじゃん。こんなところで会うなんて奇遇だね。」


言葉の主はDIVAである。


DIVA「あんたらも呼ばれてたのか。 そういえばさ…」


ガチャ。

DIVAが何かを言おうとしたところで不意にドアが開く。


小野潤「こんにちは、全員お集まりのようですね。

それでは始めましょうか。」


小野潤を筆頭にチームのクルーと思われるメンバーが続々と入ってくる。その中に影虎の姿も有った。


小野潤「えーっ、初めまして。私がクラフトモータースポーツ代表取締役の小野潤です。…日向さんに関してはお久しぶりですね。お変わりないようでなによりです。」


小野潤が淡々と続ける。


小野潤「えーっ、単刀直入に申し上げます。本日3人に集まっていただきましたのは、今回参加するレースのドライバーとして選出されたためです。」


3人「え…。」


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〜END〜

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