act.10 Extraordinary
日向「DIVAの奴また更に早くなってやがる、腕を上げたか…?それとも車が違うからか…?」
DIVA「やっぱり普段のNSXとは違うなぁ…、なんていうか、乗りづらいっていうか…」
DIVAはそう言いつつも、日向のロータスに食いついていく。
日向「さて、どうするか? …ていうか次の出口で降りなきゃならねぇじゃん()」
日向がそう言った時には、降りるべき出口が近づいてきていた。
日向「盛り上がってるところだが、仕方がないか。」
そういうとウィンカーを出し、左の脇道に逸れていった。
DIVA「ん?あいつ降りるのか。帰り道の途中だったのかな?」
DIVAがそう思った最中、DIVAのFK8の横をすり抜けていく一台の車が突如として現れる。
DIVA「このスピード域からの追い抜きねぇ…、一体何キロ出てることやら()」
???「前方にそれっぽい車が見えたから少しは走れると思ったが…。」
DIVA「…SLS AMG C197か。よくもまぁあんな高級車を持ってくるよw」
DIVAは追いかけようと思ったが、自分が今乗っているFK8はマフラーとシートを変えただけのライトチューニング、ましてや本来のNSXではないため、何が起こるかわからない。よってDIVAは追いかけるのを辞めることにした。
DIVA「早いな…、このスピード域からでも更に伸びていく。俺もそろそろ降りるか…。」
そういうと、DIVAは道の駅に向かっていった。
次の出口を降り、15分ほど車を走らせると、道の駅が見えてきた。
DIVA「奴らまた集まってるのかw」
DIVAの目線の先には、スープラ、グロリアの他に、トヨタ センチュリーがいた。
DIVA「あのセンチュリーは…誰だ?」
夜叉烏「あれ、DIVAの奴nsxからFK8に変わってやがる。」
DIVAは、スープラの横にFK8を止めると、夜叉烏の元へと歩いていった。
DIVA「よぉ、見慣れないセンチュリーが居るが…」
夜叉烏「あぁ…、あれか。どうにもsuzumiyaの知り合いらしい。」
suzumiya「まぁ、悪い奴じゃないんで(苦笑)」
suzumiyaがそういうとセンチュリーから一人の男が降りてきたのであった…。
act.10 Extraordinary
End