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草薙裏探偵事務所  作者: 和都
「草薙失踪事件」
66/70

・第六十三話、悲鳴2

草薙失踪事件36

草薙視点

【バイオハザード発生!バイオハザード発生!施設をシャットダウンします。】


なんだ…?

機械の音声が流れそれと同時に【ガタンッ】という音が周囲に響き渡る。


シャットダウンってどういう事だよ?

俺は今第五区画を目指し第四区画を走っている。


そして第五区画に通じる連絡通路の扉の前へと到着し唖然とする。


シャッターが降りてやがる…!

防犯用のシャッターが降りていてよく宝石店とかで使われるようなシャッターだ。


流石にこれをぶち破るには爆薬くらいないと無理だな…。

そして俺は思った。

ここの連絡通路の扉が遮断されているという事は

沖田のいる第三区画へ戻ることも出来ないんじゃないか?


俺は焦り、来た道を逆走する。


やはり…。

思ったとおり第三区画へと続く連絡通路の扉がシャッターで締められている。


参ったな、完全にこれは閉じ込められた状態になったぞ…。


そこで俺は考える。


天井裏からならどこかしらに出られるのではないか、と。

同じような構造の建物だから多分天井裏はここ第四区画にも必ずあるはずだ。


俺は天井裏を探す。

しかし、何か嫌な音が聞こえる。


【シュッシュッ】と風を切る音だ。

そして悲鳴まで近くから聞こえてきやがった。


沖田の奴、あの化物止めたんじゃなかったのかよ!?

俺は仕方なく悲鳴の向かう方向へ走り出した。

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