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草薙裏探偵事務所  作者: 和都
「草薙失踪事件」
65/70

・第六十二話、警報

草薙失踪事件35

沖田視点

動かなくなったグラーキの従者に僕は念の為、マガジンを変え

グラーキの従者の頭部に向け射撃する。


【ダンッ】


これで本当に倒したと思いたい。

僕は改めて女性職員に「大丈夫ですか?」と問いかける。


「え、ええ…。」

そう女性職員は答えるがやはり腰を抜かして動けないようだ。


仕方がないので僕がおぶろうと考えていたところ警報が鳴り響く。


「な、なんだ!?」

僕は事態を把握出来ずに戸惑う。


【バイオハザード発生!バイオハザード発生!施設をシャットダウンします。】


機械の音声で聞こえる。

バイオハザードっていったい…?


「すいません、いったいどうなってるんですか!?」

僕は女性職員を咎めるように問いかける。


「あ、え…。シャットダウンと言う事は…、恐らくこの施設からは出られなくなるかと…。」

女性職員が僕に答える。


出られなくなるってそれはまずいじゃないか!?

ここにはまだ草薙さんと白子さんが残ってるのに!


僕は何か他に手はないか女性職員に尋ねる。

「外部に出る方法ってないんですか!?」


僕の迫力にびくっと震えた女性職員が僕に答える。

「こんな事は初めてで…。所長なら知ってると思いますが…。」


所長と言えば天井裏で草薙さんがテーサーガンで気絶させた人のはずだ。

なんとか起こしてこの状況を打破しないと…。と考える僕であった。

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