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・第四十九話、拝借
・草薙失踪事件23
沖田視点
「白子さん起きてください!」
僕は白子さんに向かって声をかけた。
しかし、白子さんは目を覚ます様子はない。
このまま背負って脱出となると流石に無理がある。
だが、このままここに放っておく訳には…。
そこで僕の目の前に見えたのは業務用のロッカー。
………。
ロッカーを開けてみると職員が着ていた白衣があった。
僕は背広を脱ぎ、その白衣を着て一番今有効であると思われる策を実行する。
それは起きない白子さんをロッカーの中にいれておく事。
女子高生をこんなところにいれておくのは何だが今一番見つかりにくく
安全な場所はここしかない。そう考えた。
草薙さんもこの施設にいるらしいし草薙さんを探し出してから
一緒に脱出しよう。僕はそう考えを巡らせた。
気絶させた職員からカードキーを拝借してから
万が一起きた時の時間を稼ぐ為、手足を縛って口もタオルで縛る。
よし、草薙さんを探しに行こう…。
まずはどこに監禁されているか、それを調べなければ。
情報収集は刑事の基本。
僕はそう考え、部屋を後にした。




