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草薙裏探偵事務所  作者: 和都
「草薙失踪事件」
48/70

・第四十五話、独り

・草薙失踪事件19

沖田視点

まずい!?

階段から足音がコツコツと聞こえてくる。


僕は白子さんの手を引っ張り階段下に抱える形で隠れ込む。


「ちょ、沖田さ…、モゴッ。」

僕は白子さんの口を塞ぎ気配を消す。


足音は二人組のようで話し声が聞こえる。


「おい、あの白髪頭の野郎。不思議な力を持ってて何かの実験台にするらしいぞ。」

コツコツ…。

「へぇ、不思議な力ねえ、どんな力だ?」

コツコツ…。

「さぁ?俺も上司が話してるのを聞いただけで詳しいことは知らないんだ。」


そして二人組はカードキーを差し込み、ドアを開ける。


白衣姿の二人組を見てここは何かの研究所なのかと考えた。


今だ!

僕はドアが閉まる直前、ドアの間に足を挟みドアが閉まるのを阻止する。


二人組の科学者らしき男が立ち去るまで

少し間を置いてドアを開け顔だけ出して周囲を見渡す。


周囲に人影は無く僕と白子さんはドアから出る。


「白髪頭って…、草薙さんの事ですよね。」

僕は後ろにいる白子さんに話す。


あれ?返事が帰ってこないぞ…。


ふっと後ろを向くと白子さんの姿は無く僕一人になっていた。



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