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第三章: ツンデレ巨乳剣士の羞恥任務

森の奥深く、別の戦場が広がっていた。


木々の間で刀の音が響き、豊臣家の残党が逃げ惑う中、一人の女剣士が妖艶に舞っていた。


柳生十兵衛、徳川家光の家臣であり、巨乳が自慢の剣士だ。


彼女の黒髪は汗でしっとり濡れ、頬に張り付いていた。


薄手の着物が戦闘で乱れ、豊満な胸の谷間がチラリと覗いている。


その胸は動きに合わせて揺れ、誘うように弾んでいた。


「はぁっ!」


十兵衛が刀を振り下ろすと、豊臣残党が「うわっ!」と叫んで吹っ飛んだ。


地面に転がった男が「くそっ、この女、強すぎる!」と呻いた。


「ふん、貴様らごときがこの柳生十兵衛に刃を向けるなど、愚かにも程がありますね」


彼女は鼻を鳴らし、胸を突き出すように腰を反らせた。


その瞬間、着物の裾がはだけ、ムチムチの太ももが露わになった。


敵の一人が「うおっ」と目を奪われ、鼻血を垂らした。


「何ですか、その目は! 見苦しい輩ですね!」


十兵衛が顔を真っ赤にして叫び、刀を振り上げた。


「悔い改めなさい!」と一閃、敵が「ぎゃあ!」と転がって逃げ出した。


「まったく、男共の浅ましさには呆れますよ」


彼女は刀を鞘に収め、汗で濡れた首筋を扇いだ。


戦いの熱で、彼女の身体からはほのかに汗と女らしい香りが漂っていた。


すると、別の残党が槍を手に突進してきた。


「死ね、柳生!」


「浅はかですね」


十兵衛は軽やかに身を翻し、槍をかわした。


その動きで着物がさらに乱れ、下着の端がチラリと見えた。


彼女は敵の背後に回り、刀の柄で首を叩いた。


「おとなしくしていなさい」


「うぐっ」と呻いて倒れる敵。


戦場が静かになり、十兵衛は額の汗を拭った。


汗が首を伝い、胸の谷間に滴り落ちる姿は、扇情的な魅力に満ちていた。


「こんな下賤な者共に汗をかかされるなんて、私の身体が穢れます」


その時、遠くから馬の蹄の音が聞こえてきた。


十兵衛が目を細めると、「徳川」の旗が見えた。


徳川家光の行列だ。


「家光公、おいでになりましたか」


彼女は汗を拭い、乱れた着物を直した。


馬上の家光が近づき、偉そうに十兵衛を見下ろした。


「おお、十兵衛か。貴様、こちらでも豊臣の残党を片付けておったか」


「はい、家光公。ここの敵がうろついておりました故、速やかに始末いたしました」


十兵衛がややムッとして答えたが、敬意を込めて頭を下げた。


その拍子に巨乳が揺れ、家光の護衛がゴクリと唾を飲んだ。


家光が「ふん」と鼻を鳴らした。


「無用な口答えはせんでよい。だが、その汗だくの身体、悪くない働きだ」


「家光公! そのような目で見ないでください、恥ずかしいです!」


十兵衛が顔を赤くして抗議したが、声は控えめだった。


護衛の一人が疲れた顔で言った。


「十兵衛殿のおかげで、ここも安全になりました。感謝します」


「ふん、感謝されるためにやったわけではありませんよ」


彼女が顔をそむけ、頬を赤らめた。


汗で濡れた髪が首に張り付き、色っぽさが際立っていた。


家光がニヤリと笑った。


「そうかそうか。ところで、十兵衛、余が面白い南蛮妖術使いと会った話を聞いておらんか」


「南蛮妖術使いでございますか? いえ、存じ上げません。何者です?」


十兵衛が怪訝そうに眉を寄せ、汗を拭う手で胸元を扇いだ。


家光は馬上で腕を組み、偉ぶった口調で続けた。


「あやつ、佐藤悠斗という南蛮人だ。余と会った時、妙な術で敵も味方も股間を痒くして、無力化してのけたのだ」


「何!? 股間を痒く!? そんな下品極まりない術を!?」


十兵衛が目を丸くして叫び、驚きのあまり胸を押さえた。


護衛の一人が苦笑いした。


「はい、その通りで……俺たちも股間が大変な目に遭いまして」


「黙ってください! 貴様らまでその話を笑いものにしないでください!」


十兵衛が護衛を睨みつけ、巨乳が怒りに震えた。


家光が「ハッハッハ!」と大笑いした。


「面白いだろう! あやつ、余に仕えるのを面倒臭いと断りおったが、妙に使える奴だ」


「使えるなどと……一体何者ですか、その下品な妖術使いは! 信じられません、家光公!」


十兵衛が呆れた顔で首を振った。


汗が胸の谷間に流れ、彼女の自然な香りがふわりと漂った。


家光が目を細めた。


「だからこそ面白い。十兵衛、お前、あやつの後をつけてみろ」


「私にでございますか!? そのような得体の知れない輩の後をつけるなど、冗談ではございません!」


十兵衛が顔を真っ赤にして抗議したが、家臣としての礼を崩さなかった。


家光が偉そうに言い放った。


「これは命令だ! 貴様のその色気と腕なら、あやつが何者か見極めるくらい容易いだろう」


「色気などと……家光公、ふざけないでください! ですが、ご命令とあれば仕方ありません」


十兵衛が渋々頷いた。


彼女は内心、「何故私がこんな恥ずかしい目に……」と愚痴った。


家光が満足そうに頷いた。


「よし、では早速動け。余は江戸へ戻る。あやつが何か企んでおれば、すぐに報せろ」


「企むなど、そんな下劣な輩に何ができましょうか……」


十兵衛がブツブツ呟き、家光を見送った。


護衛の一人が小声で言った。


「十兵衛殿、あの南蛮人、名前は分かりませんが、家光公が認めるくらいですから案外」


「黙りなさい! 貴様までその怪しい者の味方をする気ですか!」


十兵衛が護衛をキッと睨んだ。


汗で濡れた着物が身体に張り付き、彼女の曲線が強調された。


護衛が「ひぃ!」と縮こまった。


こうして、柳生十兵衛は新たな任務を押し付けられた。


巨乳でツンデレな彼女にとって、名も知らぬ下品な南蛮妖術使いの後をつけるなんて、最悪で羞恥に満ちた仕事だった。


「家光公のご命令でなければ、絶対にやりませんからね!」


彼女は刀を握り直し、乱れた着物を直しながら歩き出した。


汗とわずかな女の香りが漂う姿に、森の風がそっと寄り添った。



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