065
弁慶を先頭に少し下がって修羅、そしてわたしの周りに虚空と紅といういつもの配置パターン
決闘開始とともにハルさんとカリさんが突っ込んでくる
そして弁慶とハルさん、修羅とアカリさんとがぶつかり合う
ハルさんは手足にオーラを纏い殴ったり蹴ったりの攻撃を仕掛けているが弁慶はそれを盾でうまく防いでいる
そして反撃で剣を振るうがヒットアンドウェイのハルさんは攻撃後すぐ距離を取るため殻ぶってしまう
アカリさんと修羅は超接近戦だ
アカリさんは短剣を二本持ち縦横無尽に攻撃を仕掛けている
修羅はそれを剣で受けたり回避したりし互角の戦いを繰り広げる
紅【ふむ、この勝負我らの方が有利ですな主よ】
え、そうなの?見てる感じ互角でどうなるかわからない感じなんだけど?
紅にはどうみえてるんだろう?と紅の方を向くと
紅【そうですね、まずは相手側がかなり直線的な戦い方をしているため弁慶達が相対出来ています】
うん、そうだね、そこは見ててわかるよ
紅【次に虚空と私、相手側のナビ様のデバフ戦ですが、デバフをくらってもこちらはすぐにバフを掛けなおし対応出来ています】
【そして虚空はまずハル様をどうにかしようとし、睡眠バフで完全に眠りに落とすまでいきませんが動きを阻害し始めております】
【それによってハル様にもダメージが少しづつですが蓄積しはじめております】
【逆にこちらは私の癒しのオーラでダメージを回復しておりますので何もなければこのままいけば勝てるかと】
なるほど・・・・紅は色々しながらそこまで状況を見てるんだ・・・・すごいな
紅の読み通り弁慶はハルさんを倒し切ったため均衡していたバランスは崩れ弁慶&修羅によりアカリさんを倒し、ナビさんが降参した為私たちの勝利で決闘を終え待合所に戻ってきた
ハル【いや~負けちゃったね、強いね、この子達は】
と弁慶の肩部をポンポンとさわるハルさん
アカリ【だねー、個対個で押し切ってどうにかできないかと色々試したけどウマく対応されちゃったよ】
ミキ【あの、うちの子達の連携ってどうでしたか?】
ナビ【そうだね、各自が役割をちゃんと果たして、後ろの2体は僕のデバフに対応して連携がとれてたたね】
ハル【これならモンスターへの対応は問題なさそうだね】
おお!何か少し気になる言い方だけど及第点をもらえたのかな?
ハル【さて、それじゃあPT内で話し合いをしてもう一回やってみようか?】
ミキ【はい、お願いします】
すぐには呼ばれないだろうと再度申し込みみんなと話し合う
弁慶、修羅、虚空はうまく戦えたと感想を述べたが紅だけは違った
紅【決闘の最中に少し申し上げましたが、先ほどの決闘は相手側は何もひねりを加えず真正面からぶつかってくれたように感じます】
【ですので、次の決闘ではさきほどとかなり違った展開で攻めてくるのではないかと予想してみます】
ミキ【なるほど、つまり個の強さは大丈夫だけど私たちが勉強中の戦略や連携を次戦では色々してくるってことだね?】
この答えに紅は笑顔でそうです主と答えてくれた
出来ないけど本来こういうのは私がうまく指揮するべきなのかな~?
召喚系の先輩とかに聞いてみたいな
色々考えてると60秒のカウントダウンが始まった
あ、またクロの事忘れてた・・・
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ハルside
ハル【アカリ、修羅と私ならどんな感じになりそう?】
アカリ【そうだねスキルをつかえば速度でまされそうな感じかな】
ハル【それじゃあうまく距離を離せばいけるかな?】
ナビ【そうだな、まあ俺のデバフがウマくきまればハマりそうだな】
ハル【それじゃあそれで行ってみようか】
アカリ、ナビは頷く
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闘技場に呼び出され120秒間の準備期間を終え私たちの第2戦目が始まった
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