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街へ戻ってきた私は組合へと向かう
受付を見るとジルさんがいたのでそこへ並ぼうとすると、こちらを発見したジルさんは別の人に声を掛け受付を変わってもらい別の窓口へうつり私を手招き
ジル【無事帰ってきたな、初ダンジョンはどうだった?】
ミキ【そうですね・・・うちの子達の成長をすごく感じれました】
【それで10階の中ボスを倒して一回戻ってきました】
ジル【ほう、そこまでいってこの時間に戻ってきたか・・・確かに優秀だな】
うちの子達をほめられてニマニマしてしまう
ジル【それでまたダンジョンへ向かうのか?】
ミキ【いえ、今日はもうやめておきます、しばらくこちらへいるので宿なども決めないといけないし】
【評判が良い宿とかありますか?】
ジルさんは机下をガサゴソしたあとに一枚の紙を出し指を指しつつ
ジル【ここが今いる組合だ、で組合を出てこの道をいった所に宿屋街がある】
【そこの赤い鳥の看板の鳳凰亭がお勧めだ】
ミキ【わかりました、そこへ行ってみますね、今日はありがとうございましたジルさん】
ジルさんは一応これを持っていきなと紙の地図を渡してくれた
組合をでて教えてもらった道を進む
あ、そういえばダンジョンで得た素材を清算しなかったな・・・
まあ急ぐものでもないしまたでいいか
街並みを見つつ十数分あるくと宿屋街へとやってきた
目に飛び込んできたのは統一性のなさだ
ホテルのような建物、日本宿、洋館など色々な建物が乱雑に建っている
そして探してる赤い鳥の看板を発見
鳳凰亭はレトロモダンなオシャレな宿で私好みだ
部屋あいてるといいなーと鳳凰亭へと入る
ミキ【すみませーん】
私の呼びかけに通路の奥の方から人が出てくる
出てきた人は・・・・・大きいです・・・・
??【はいはい・・・・えーっとお嬢さんは泊まりかい、それとも食事・・・まさか迷子・・・?】
ミキ【あの、ジルさんにこの宿を紹介されてきました、しばらく泊まりたいんですが部屋あいてますか?】
??【おう空いてるぞ、一泊2食付きで9000円だがどうする?】
ミキ【それでしたら10泊お願いできますか、しばらくこの街にいてダンジョンとかもいくので】
??【ええ!嬢ちゃんがダンジョンへ行くのか?】
ミキ【ええ・・・あの私渡り人のミキっていいます】
??【ああ、渡り人さんかい、私はここのオーナーの白眉というよろしくな】
そういっててを差し出す白眉さんと握手をする
それにしても大きいなー2mぐらいありそうな巨体にひきしまった体だ
そしてなにより目を引くのが眉間にある角だ
紅みたいな鬼の種族なのかな~?
白眉さんに部屋の案内をしてもらいひと休憩
夕食にはまだ時間もあるしすこし街の散策へ行こう
少し出てきますと白眉さんに伝え宿をでる
さてどっちの咆哮へ行こうかなとキョロキョロしてると
??【あーーーいたーーーーー】
遠くから大声をあげた女性がこちらへ走ってくる
ハル【ミキちゃん発見!!久しぶりだね】
【アカリから話きいてジルさんにこの宿お勧めしたって聞いたから会えるかなって思って着ちゃったよ】
ゴブリン巣、ドラゴン戦で仲良くしてくれたハルさんの登場であった
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