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皆が歓喜で大騒ぎの中、頭上より拍手が聞こえてくる

そこへ目線を移すと手をパチパチと叩きながらいる子供がいた


【うんうん、すばらしい、イレギュラーがあったとはいえよくぞ討伐したね】

【やはり、試練を与えたのは正解だったね、そう思うだろ*****】

【おっと君の名は伏せられてしまうか】


さきほどまでの歓喜はどこへやら、皆またこの子供が何かおこすのではと警戒MAX状態だ


【ああ、安心したまえ、今回はもうなにもしないよ、フフフ】

【さて、僕はいまとても機嫌が良いんで答えれるものであれば君たちの質問にこたえてあげよう】


何を聞くべきかと知り合いなどと相談してガヤガyするなか先陣をきるものがあらわれる


【あなたは何者なんですか?】


それは私が知っている声で、手を挙げて質問をsいているのはハルさんだった


【僕かい?僕は神、この世界の創造神ってやつだね、今後ともよろしくお嬢さん】


【は、はいよろしくです神さま・・・・】

【それで今回はなぜこんな事をしたんですか?】


【そうだね、君たちの活動はずっと見させてもらってたんだが少し緩い気がしてね】

【ちょっとした刺激をプレゼントしようと思ってね】


【おいおい、あんなもののどこがちょっとしたもんだよ、運営のなんかだろうけどふざけんなよ】


【お、元気のいい子だね】

【フフフ、君たちには少し過激だったかもしれないが見事にプレイヤーの可能性をみせてくれたじゃないか】

【あと少し違っているね・・・・僕は運営の人間とは違うよ】


えっどういう事?あの神さまは会社の人じゃないってこと?

まさかのハッキングして妨害とかそういう事?


【チッ、あいつあとで説教ね】

私をはこんでくれた女性がスンとした顔で何か怒ってらっしゃる・・・・コワイ・・・


【少し誤解を招く言い方だったがある意味で私も運営のかかわってはいるから問題ではないよ】


んーどういう事???私には理解不能だよ


【すごくあなたによって不信感、不安感を感じてしまったが、このゲームは大丈夫なのか?】


【それは申し訳なかったね、この世界を管理してる身としては停滞は困るのだよ】

【ゲーム会社にしろ私にしろ安全には注視してるから問題ないよと言いたいね】

【まあ、これからも気まぐれで介入することもあると思うが、そういうキャラだとでも思ってくれればいいよ】


んーなんだろうこの嚙み合ってない違和感、うまく言葉にできないや


【おっと社長ちゃんに怒られちゃったよ、ハハハ】

【短いけどこれで終わりにさせてもらおう】


ブーブーっと皆がブーイングをあげる


【まあ今回の褒美に僕からこの世界のverUPを授けてあげるよ】

【楽しみにしておいてよ】


ブーブー言ってた人たちが今度は歓喜してるが、やはり何か違和感を感じる言い方だ

なんだろう、この世界のverUPとはどういうことなんだろう

そういう思考タイプなのか、何か本当にこの世界があるかのような・・・気のせい?


【それじゃあまたね~】


そういって子供が消えていくと


::メンテナンスの為ゲームを終了します::

::メンテナンス時間は今のところ不明です::

::プレイヤーにはご迷惑をおかけして申し訳ありません::


と出て30秒のカウントダウンが始まった

大型UPデートでもくるのかとワイワイ話す人たちもいれば、このイベントの余韻を味わえないとグチってる人もいる

そうしてカウントダウンが0になると目の前が真っ暗になりリアルで目が覚める


【うーなんか色々あってよくわからないや】

【公式で発表あるまで謎だね】


こうして公式の初イベは終わったのだが、公式からの発表がなかなか無くメンテナンスに1週間かかる事になるとはこの時の私は知る由もなかった


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