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044

爪を薙げばドラゴンを切り裂き、パンチやキックを繰り出せばボコっとドラゴンの体がへこむ

ドラゴンもやられっぱなしではなく反撃を繰り出すのだがすべてを軽々と受け止めてしまう


【すごい・・・何これ・・・】


:ふふ、僕の力の一旦を君の体を通して発現してる感じかな?:

:君がすべて使いこなせるようになればもっとすごくなるよ:

:こんなトカゲならすぐたおせるぐらいにね:


あれだけの強者だったドラゴンをそこらの弱mobのごとくダメージを与えていく

そこで私は気づいた

まわりの人々がポカーンとなって私とドラゴンの戦闘を見ているのだ


うあーみんなが注目している


【目立っちゃってるよ・・・・】


:ああ、安心して、幻影魔法で主だとわからないようにしてるからさ:


有能!


:んー主・・・残念なお知らせがあるよ:


【どうしたの?】


:限定的な力でもなんとか僕たちで倒しきれると思ってたんだけどちょっと時間足りなそう:

:主も融合の反動でしばらくうごけないかも:


【うう・・・せっかく黒猫ちゃんが助けてくれたのに残念だね・・・】


出来うる限りのダメージをドラゴンへと与えているのだが残りカウントが20を切った


:んー仕方ない・・・あの娘に後の事は頼んでおくよ:

:ああ、時間きちゃった・・・・主、またね~:


私の体が光ったと思うとス~っと何かが抜けていき力が入らずコテンと横だわる

ドラゴンはボロボロになっているがまだ健在だ

あと少しって感じがするのだが黒猫ちゃんが言った通り私は動くことが出来ない


ドラゴンの体からは血が溢れるように流れておりダメージのせいかこちらを襲ってこない

だが、ブシュブシュという音とともに切り裂いた肉が回復していってるのがわかる

ああ・・・このままじゃ・・・


【何者かが切り開いたチャンスを見逃すな!一気に攻めろ!】


凛とした女性の声が響く

そして一瞬の間の後に雄たけびがあがり残っていたプレイヤー達がドラゴンへ特攻がはじまった


【まったくクロのやつは無茶をする】


わたしをヒョイと担ぎ上げた女性が少し離れた場所へと運んでくれた

アレ?この女性どこかで会った気がする・・・・どこだったかな?


【お前との戦闘であのドラゴンは瀕死状態だ、あいつらでも倒すことは出来るだろう】


そちらへ視線を移すとハルさんがドラゴンの顔面へパンチ打ち込んでる

そしてドラゴンが倒れこんだ


みんながドラゴンへ乗り切りつけたり打撃を打ち込む

すこし離れたところで魔法使いたちが何か唱えるとドラゴンの上級へ大きな氷の杭のようなものが発生した


【デカいの撃ち込みます、みな離れてください!】


皆が離れ氷の杭がドラゴンへと急降下していき、ドラゴンの首へと突き刺さる

ジタバタと動いていたドラゴンがついに微動だしなくなる


そうして歓喜の瞬間がやってくる

ドラゴンのカラダがジジジとノイズがはしりつつ崩れ始めた


::プレイヤーがハイレッドドラゴンの討伐に成功しました::


みんなの歓声が響き渡る

倒せて良かった~


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