028
オジサンは組合のマスターでここのTOPの人だった
フリーズしてたアーシアさんは立ち直り今ではキリっとしたお姉さんに戻っている
【さて、お前さんが見たというゴブリンの群れの事を教えてもらえるか?】
【はい】
と言ってもそこまで語ることはない
逃げたゴブリンライダーを追って森の奥へといった事
そこで大きな山がありそこで大きめの裂け目がありゴブリン2体が見張っていた事
それを倒し中へ行くと大きな空間がありそこにはとんでもなく大量のゴブリンがいた事
そしてその空間にままだ先がありそうだった事
私が確認したのはここまでだ
【なるほどな、そこで引き返したって事か、正解だな】
そう言ってマスターは自分の席へと移動し思考しはじめた
私はアーシアさんが入れてくれたお茶を飲みつつどうなるのかなーと考える
やっぱり大規模な討伐になるだろうし大丈夫なのかなー
【よし決めたぞ、ジェネラルならこの街だけでも対処できるが、ロードがいた場合に備えて本部へ連絡して応援を要請する】
【アーシア手続きを頼む】
【よろしいのですか?】
【ああ、ありがたいことに今まで平和だったから蓄えはある、それをケチって命をおびやかすのはバカのやる事だ】
【もしロードがいなければ笑い話で済むだけだ】
【わかりました、すぐに手続きを始めます】
アーシアさんはそういって外へ出ていった
【ふう・・・・さてミキと言ったか】
【貴重な情報を持ち帰ってくれて感謝する】
【この情報のおかげで準備が出来こちらから仕掛けることが出来そうだ】
【いえ・・・畑荒らしのクエストでたまたま発見しただけですから】
【まあ報酬ははずんでやるよ】
ニカっと笑うマスター
それでは~と部屋を後にし宿へと向かっていると
"ワールドクエスト発生"
:アルスの街で魔物の脅威が発生しました
:魔物討伐要請が発令されました
と赤字でボードで出た
うわーワールドクエストになっちゃったよー
わたしはやくに立てるんだろうか?まあできる限りの事はしようと思う
疲れていたので宿についてすぐに眠りについた
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あれから二日たttが街の様子が少し変わった
要請によって来た人たちなのかちょっと高価そうな装備をまとった冒険者さんが増えてきていた
その中にアルス以外で始めたプレイヤーさんも結構きているみたいだ
アーシアさんに教えてもらった情報によれば、シーフ系のスペシャリストな人たちがすでにゴブリンの住処をみはってそうだ
まだゴブリンたちに動きがないのでこちらももう少し準備に時間がかけれるそうだ
だけどモタモタして後手には回りたくないので後数日で区切り掃討戦を開始する予定との事
私も準備を始めた
やる事は2つ
一つは装備、ひとつは進化したみんあの性能確認
装備はグローブを追加、靴を上部なブーツへと変更し2つで10000円ほどだった
そして3体の性能なのだが・・・おそろしく進化していた
試し相手となったワイルドドッグがかわいそうになるぐらい強かった
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そして日が過ぎ討伐戦前日の夜、大きな広場へと参加者は集合していた
そこでお立ち台にマスターが上り
【まずは要請にこたえて集まってくれたことに感謝を】
【密偵達の話から残念ながらジェネラルが数体確認された】
【このことから最奥にはロードがいる確率が高まった】
【これらを確実に討伐しないとこの街に災いがふりかかってくるだろう】
【厳しい戦いがまってるだろうがどうか助けてほしい】
【まあ堅苦しい挨拶はここまでだ】
【食事を用意してるからたらふく食って明日にそなえてくれ】
【くそったれどもを討伐したらその時は酒もだすから今日は酒は我慢してくれ】
うおおおーと完成があがり拍手が起きる
そうして食事会兼交友会がはじまった
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