022
はあ、もう田舎にかえりてーだ
言われてたとうり給金さはいいだが・・・
オラには田舎の小さな出張所で知ってる人たちや子供達とほのぼのやってるのが似合ってるだ
昨日までは何とか頑張ってただが・・・
仕事でせいいっぱいだのに、渡り人が食事だ飲みにでもだと口説いてくるのはウンザリだっただ
その際に少しイザコザが起こったののもツラかっただ
今日の仕事終えたらマスターに相談してみるだ
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昨日のイザコザがあったせいかオラの所に来る人が少ない
そう思いながら仕事をやってると扉を開いて新たな人がやってくる
うあー、めんこい子がはいってきただ
キョロキョロしててめんこいなー
オラの所に並んでニコニコしてる
ああ、渡り人で身分証作りに来ただか、こういう礼儀正しいめんこい子なら大歓迎だな
読み取ったデータを見てびっくりしただ
この子、職や称号などをもっているだ
これが公になると騒がしくなりかねないだ
オラは隠蔽機能を紙に書き身分証と一緒に渡してあげた
ミキちゃんは嬉しそうな顔をしている、どうやら教えてあげたのは正解だったようだ
クエストボードの説明を聞きに来たので教えてあげただ
さいしょは安全な街中でのクエがいいと思っただが本人が採取クエをやるというので、良いポイントを書き加えて薬草の絵がかいてある説明紙を渡してあげた
ミキちゃんは嬉しそうに手を振りクエストの為に組合から出て行った
ふう・・・・うまく接客できただよね・・・?
さあ仕事がんばるだ
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あの子どうなったかな?ちゃんと採取できただか?
人が少なくなり暇になるとあの子のことが頭をよぎる
んーんーと悩んでるとひょっこりあの子が現れた
ああ、無事かえってきただな、よかったよか・・・・・
ん?なにか身に着けてるローブが少し汚れてる?
ミキちゃんの番が来てやくそうが提出され生産してるとモンスターの素材の買い取りと言ってくる
【まさかモンスターにお襲われただか!?】
しまっただ、思わず素のしゃべり方が出てしまっただ
なんとかごまかしただが、もっと外でのクエストの危険性を教えとくべきだっただ
宿場所を教えてあげるとミキちゃんは手を振り出て行った
【はあ、失敗したなー】
【どうした?お前にしてはめすらしい】
【あ、マスター、お勧めの薬草採取場所をおしえてあげたんですが、そこでモンスターに襲われたみたいなんです】
【無事に帰ってきましたがもう少し外での活動の危険性を教えてあげるべきだったかと思って・・・】
【そこまでする事はないんだがなー、まあお前のその丁寧さは悪いことじゃない】
【気になるなら今後もあの子を担当してやり助けてやればいい】
【わかりました】
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【ふう、あの子はいつかは本部に出世させてやるぐらい優秀なんだが、あの自信のなさ、人が苦手なのがなー】
【あのちっこい嬢ちゃんとの仕事で良い方向へいけばいいんだがな~】
マスターは一人悩んでいた
閑話的なものでした
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