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街の人に聞いて北門へ向かい身分証を出して街の外へ出た。
フンフフ~ン♪
鼻歌まじりで進むこと30分ほどで草原が見えてきた
【さあ、頑張って採取するぞー】
お姉さんから渡された紙を出し説明を読む
:薬草を枯渇させない為に引き抜かないようにして下さい
:地面より数cm上から切り取る又はちぎる様に採取推奨
:葉が大きい方が効能が高く価値がある
ふむふむ、お金なくてスコップ買えなくて大丈夫かなと思ったがいけそうだね
私は薬草採取を開始した
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【ふう、これで50本目っと】
1時間ほどの採取で50本の薬草が採取出来た
あと1時間頑張って100本目指そう!と思ってるときだった
ドンっと衝撃と共に背中に痛みを感じしゃがんでた私は前へ吹き飛ばされる
いきなりの事で私はパニックに陥ってしまう
【えっえっ】
転がったまま戸惑っていると今度は足に痛みを感じた
【い、痛いー】
足へ目をやると私はパニックながらその原因に気づく
真っ赤な目をした犬?が二頭いて一頭が今私の足を噛んでいるのだ
わたしはデビルロッドを犬にふけて振り回しどうにか離れる事で成功した
足は痛いがこのまま転がっているわけにいかず立ち上がり犬2頭と正対する
2頭の猛攻をどうにか防いでいるも全ては無理でどんどん消耗していく
ついに疲れ果てうまく動けなくなってしまい、犬の猛攻がふせげないと理解し私は死を意識した
2頭が飛びかかってきた私はしゃがみ込み頭を抱え
(誰か助けて!!!)
声にならない助けを求めた
バシン、ギャン、グルルルルー
あれ?何の音?衝撃がこない?
私は恐る恐る目を開けてみると、目の前にガイコツ3体が私を守る様に陣取っていた
ここで私は自分がいかにテンぱってアホだったか気づく
そう私はデビルサマナー、何を杖一本で戦っていたのだと・・・
この子達は私が願ったことで召喚され助けてくれたのだ
嬉しさで心にグっとくるがまだ安心するのは早い
あの犬たちを倒さないとね
【ガイコツさん、あいつらを倒すのに協力して!】
まずローブガイコツさんが動く
仲間に杖を向け何やら唱えると盾持ちガイコツさんは緑のオーラを、大剣もちガイオツさんは赤いオーラを纏う
おお、これはバフを掛けたのかな
盾持ちガイコツさんが少し前に出て犬2頭の攻撃を防ぎいなし
そうして出来た隙を大剣持ちガイコツが見逃さず切りつけ攻撃をしていく
"ワイルドドッグを討伐しました"
:ワイルドドッグの毛皮*2を手に入れました
:ワイルドドッグの爪*2を手に入れました
私が死を覚悟した犬たちはガイコツさんたちによって数分で見事に討伐された




