57歳の俺を誘拐して養子にしたおばあちゃん。
___なんで? 俺が、誘拐されたのか!? 黒服の男たち、黒のワンボックス
何処に俺を、連れて行くんだ!
___俺は今! 恐怖の中にいる。
突然! 俺がパチンコ帰り負けてトボトボと居酒屋で少し酒を飲んで家
に帰る途中...。
数人の黒服の男たちに捕まり、そのまま黒のワンボックス車に乗せられ
何処かに、俺を連れて行こうとしている!
『___おい! 俺を何処に連れていくつもりだ!』
『・・・・・・』
『___俺は、バツ2で嫁も子供も、俺から離れていた! 借金だけが
俺のところに残ってて、ぼろアパートに俺1人で住んでいる。俺みたい
な男に一体!? なんの用なんだ! 俺には、もう失うモノなんか何も
ありゃしないんだよ!』
『・・・・・・』
『___俺は、両親からも捨てられて! 知らない血の繋がらない家族
に育てられたんだ! 俺の居場所は、元々何処にもなかったんだ。』
『・・・・・・』
『___俺なんか! 煮ても焼いて何も出てきやしない!!!』
『・・・・・・』
『・・・頼む! 殺すのだけはやめてくれ! まだ生きていたいんだ。』
『___着いたぞ!』
『・・・えぇ!?』
___そこには! 見たこともないような豪邸があり。
どうして? 俺をココに連れてきたのかも分からない!
『___さあ! 降りろ! お前に、会わせたい人がいる!』
『・・・・・・』
___俺は、その家の中に入り、一人の老婆と会う。
『___あらあら? あなた達! この男性を、乱暴に扱って
ないわよね?』
『___もちろんです! 笹岡会長!』
『___会長?』
『___おい! 会長に無礼だぞ!』
『まあまあ、いいのよ! リラックスしてちょうだい!』
『___アンタが、俺をココに連れてきたのか?』
『___えぇ! そうよ!』
『・・・でも? なんで?』
『___今日から、あなたを私の養子にします!!!』
『はぁ!? ちょっと待てよ! どういう事か? 説明しろ!』
『___私のこの会社をあなたに任せたいの!』
『・・・だから? なんで?』
『___あなたが “私の息子だからよ!”』
『・・・えぇ!?』
『まあ~そういう事よ! いい話でしょ?』
『・・・・・・』
___この老婆が俺の母親だと、、、?
本当の話か? でも、どことなく俺に似ている。
・・・本当に俺の母親なのかもしれない!
*
___それから、俺は本当にこの老婆の養子になった。
俺は、この会社の社長になったんだ!
___それからの俺は?
少しだけ! 贅沢をするようになった。
高級車を買い、高級ホテルを転々とすることもある! 娘ほどの年下の
女の子と遊びまわっていた。
___それでも、あの老婆は、俺に何も言わない。
母親は、息子が可愛いと聞いたことがあるが、、、?
本当にそうなのかもしれない!
___老婆は、俺に給料とは別にお小遣いとして!
1000万円ほど俺の通帳に振り込んでくれていたんだ。
___遊ぶには?
十分過ぎる、お金を俺に持たせてくれたんだよ!
*
・・・その頃。
『___あの男性は、元気にしているか?』
『___えぇ!』
『___良かった!』
『あなたの輸血には、あの男性の血じゃないとダメなのよ!
あなたの血は特別な血で、長い間探し回って! やっと見つけたのよ!
これで! 絶対に、あなたの病気を治るようにするのよ! 私の可愛い
たった一人の息子! 私がどれだけ! あなたを愛しているか?』
『___母さん!』
『・・・でも? 輸血には、あの人の血を全部もらわないと?』
『___そうね! その為に、あの男性には好きなようにさせ
ているのよ! 好き勝手にお金を持たせて遊ばせているのよ! 十分に
楽しんで! それで、あっけなく死んでもらうわ』
『___母さん、そんな言い方?』
『___どうせ! 身寄りもない家族も居ない、孤独な男性なのよ!
気にする必要なんか! 一切ないわ!』
『・・・・・・』
『___あなたの免疫力が少し上がったら? 直ぐに手術をしましょう!』
『___あぁ、そうだね!』
『___えぇ!』
___俺は、そんな事とも知らず、、、。
好き勝手にお金を使い、女の子と遊んでいたんだよ。
・・・そして、その日が来る!
『___今日は、大事なところに行くから! 私と一緒に来てちょうだい!』
『・・・あぁ、分かったよ。お母さん!』
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