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57歳の俺を誘拐して養子にしたおばあちゃん。

作者: 七瀬
掲載日:2020/05/21





___なんで? 俺が、誘拐されたのか!? 黒服の男たち、黒のワンボックス

何処に俺を、連れて行くんだ!





___俺は今! 恐怖の中にいる。

突然! 俺がパチンコ帰り負けてトボトボと居酒屋で少し酒を飲んで家

に帰る途中...。


数人の黒服の男たちに捕まり、そのまま黒のワンボックス車に乗せられ

何処かに、俺を連れて行こうとしている!


『___おい! 俺を何処に連れていくつもりだ!』

『・・・・・・』

『___俺は、バツ2で嫁も子供も、俺から離れていた! 借金だけが

俺のところに残ってて、ぼろアパートに俺1人で住んでいる。俺みたい

な男に一体!? なんの用なんだ! 俺には、もう失うモノなんか何も

ありゃしないんだよ!』

『・・・・・・』

『___俺は、両親からも捨てられて! 知らない血の繋がらない家族

に育てられたんだ! 俺の居場所は、元々何処にもなかったんだ。』

『・・・・・・』

『___俺なんか! 煮ても焼いて何も出てきやしない!!!』

『・・・・・・』

『・・・頼む! 殺すのだけはやめてくれ! まだ生きていたいんだ。』

『___着いたぞ!』

『・・・えぇ!?』




___そこには! 見たこともないような豪邸があり。

どうして? 俺をココに連れてきたのかも分からない!



『___さあ! 降りろ! お前に、会わせたい人がいる!』

『・・・・・・』




___俺は、その家の中に入り、一人の老婆じょせいと会う。


『___あらあら? あなた達! この男性ひとを、乱暴に扱って

ないわよね?』

『___もちろんです! 笹岡会長!』

『___会長?』

『___おい! 会長に無礼だぞ!』

『まあまあ、いいのよ! リラックスしてちょうだい!』

『___アンタが、俺をココに連れてきたのか?』

『___えぇ! そうよ!』

『・・・でも? なんで?』

『___今日から、あなたを私の養子にします!!!』

『はぁ!? ちょっと待てよ! どういう事か? 説明しろ!』

『___私のこの会社をあなたに任せたいの!』

『・・・だから? なんで?』

『___あなたが “私の息子だからよ!”』

『・・・えぇ!?』

『まあ~そういう事よ! いい話でしょ?』

『・・・・・・』

 



___この老婆じょせいが俺の母親だと、、、?

本当の話か? でも、どことなく俺に似ている。



・・・本当に俺の母親なのかもしれない!




 *



___それから、俺は本当にこの老婆じょせいの養子になった。

俺は、この会社の社長になったんだ!



___それからの俺は?

少しだけ! 贅沢をするようになった。

高級車を買い、高級ホテルを転々とすることもある! 娘ほどの年下の

女の子と遊びまわっていた。



___それでも、あの老婆じょせいは、俺に何も言わない。

母親は、息子が可愛いと聞いたことがあるが、、、?

本当にそうなのかもしれない! 



___老婆じょせいは、俺に給料とは別にお小遣いとして!

1000万円ほど俺の通帳に振り込んでくれていたんだ。


___遊ぶには? 

十分過ぎる、お金を俺に持たせてくれたんだよ!




 *



・・・その頃。



『___あの男性ひとは、元気にしているか?』

『___えぇ!』

『___良かった!』

『あなたの輸血には、あの男性ひとの血じゃないとダメなのよ!

あなたの血は特別な血で、長い間探し回って! やっと見つけたのよ!

これで! 絶対に、あなたの病気を治るようにするのよ! 私の可愛い

たった一人の息子! 私がどれだけ! あなたを愛しているか?』

『___母さん!』

『・・・でも? 輸血には、あの人の血を全部もらわないと?』

『___そうね! その為に、あの男性ひとには好きなようにさせ

ているのよ! 好き勝手にお金を持たせて遊ばせているのよ! 十分に

楽しんで! それで、あっけなく死んでもらうわ』

『___母さん、そんな言い方?』

『___どうせ! 身寄りもない家族も居ない、孤独な男性ひとなのよ!

気にする必要なんか! 一切ないわ!』

『・・・・・・』

『___あなたの免疫力が少し上がったら? 直ぐに手術をしましょう!』

『___あぁ、そうだね!』

『___えぇ!』





___俺は、そんな事とも知らず、、、。

好き勝手にお金を使い、女の子と遊んでいたんだよ。





・・・そして、その日が来る!


『___今日は、大事なところに行くから! 私と一緒に来てちょうだい!』

『・・・あぁ、分かったよ。お母さん!』




最後までお読みいただきありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
[気になる点] 人の血液の量などたかが知れています。 血液の保存期間が赤血球なら21日ですから その人の血液が全部必要なら、数回に分けて採決してから保存すれば、わざわざ死なせる必要はないのではないでし…
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