8話 奥義と魔法...
アルフォンド街 東町 1区
...
「アルカディアっ 行くぞっ!」
「来いっ!」
そう言うと2人の戦いが始まった。
カァン キィン
「くぅっ...なかなかヤルではないか団長さんよぉぉぉおー!」
「ふぅっ!
くそっ、全然攻撃が当たらないっ!」
「ふぅん、その程度か 明月 ミナト...」
「まだだっ
行くぞっ! 奥義っ「アウフヴィダ・ゼーエン」っ!」
「なっ、何にっ!」
ガディウスはギリギリで防御魔法を使った。
「防御魔法っ「陰不壊鷺廼・熨鐶瑠」っ」
「くっ、流石に今ぐらいの奥義じゃ効かないか...」
「ふぅん...団長さんの力はこんなものかいっ?
次は、こちらから行くぞっ!
はぁぁぁぁあ、攻撃魔法っ「邪悪・魔墮荒」っ」
「くっ、武技っ「守護・封陣っ!」
なっ、何っ! 防御しきれないだとっ...
ぐふぁっ...」
ミナトはガディウスの攻撃魔法をガードしきれず倒れてしまった。
「おやおやっ...そんなもんかい 明月 ミナトっ」
ガディウスがそう言うとミナトは立ち上がり言った。
「まだ...だっ、まだ...終わったわけじゃないっ!
秘技っ「アブソリュウト・レクイエム」っ!
この一撃で、終わらせてやるっ!」
「ふぅん、そんな技でこの俺が倒れるとでも...受けてたとう、超防御魔法っ「魔懿蠹譫・奢豐攝」っ!」
「ふっ!
そっちも、大技で来ると思ったよ...
カウンター武技っ「インファレント・ダウン」っ!
これで、ガディウス...お前の魔法の威力も下がったはずだっ!」
ミナトがカウンター武技を使うとガディウスの様子が少し弱ってきた。
そして、それを見ていた健一が口を開いた。
「やっぱり、ミナトさんは団長なだけあって強いなっ...」
「くそっ...魔法の威力が...弱まってきやがった...」
「どうだ...さらに、追加武技っ「インファレント・アップ」っ!
これで、俺が出した 秘技「アブソリュウト・レクイエム」も威力が上がったはずだっ!
行けっっっつ!」
「くっ、くそっ!
この...おれ、がぁぁあーっ...」
そうするとガディウスは倒れ込んだ。
「はぁーはぁーはぁー...これで、やったのか...
うっ!」
キシィ キシィ キシィ
「まさか、この俺があんな攻撃で倒れるとは...
一旦、ここはおさらばと行こうか...
次は覚えていろよ...
次こそは、絶対に...」
ボワァァン
そうするとガディウスは空間にゲートを開き消えていった。
「とりあえずは、やりましたね...」
「ええっ、まだ終わったわけではないのですが今後も注意をして行きましょう。」
「はい、そうですね...」
「武技っ「ケイン」っ!
ふぅーひとまずは、回復出来ました...」
「大丈夫ですか?」
「心配することは、ありません...
では、行きましょう。」
「はい。」
そうすると2人はまた歩き始めた。
ガチャ
「ただいま~」
「失礼しますっ」
すると春香が出迎えた。
「おぉ~健一、帰ってきたんだ。
ミナトさんもっ」
「はいっ!」
「うん、荷物を準備しに来たんだ。」
そうすると正義も来た。
「おぉ~団長さんも来てたんですか。
よっ、健一どうだった?」
「実は...」
「何っ! 団長さんが、ガディウスと戦ったのか?!」
「うん、そうなんだよ。」
「それで、どうなったんだ?」
「一様、ミナトさんが追っ払ってくれたけど、また現れるかもしれないから気をつけろって」
「そうか、とりあえずは殺られてなくて何よりだ...
やはり、団長さんは強いんですね...」
「いえいえ。」
「それじゃー俺、服とかの準備をしてくるから。」
「おう。」
そうすると健一は2階に上がって行った。
「さてと、準備するものはこんなもんでいいかな...
待てよ、真希の着替えはどうするんだろう...
持っていってやるか...いや、待てよダメだ。
俺が、真希の服などを準備すると言うことは...真希のおパ...おパンツを...」
そうしていると春香が上がってきた。
「健一~、真希さんのは準備しているから明日、一緒に持っていってあげて~」
「あっ、うん。」
(何でだよ...何で準備してあるんだよ...)
健一はそう思いながらも1階に降りて行った。
「健一、準備は終わったのか?」
正義がそう聞くと。
「う、うん。
もう、終わったよ。」
「そうか...あっ、そう言えば団長さんっ!
あの件はどうなりました?」
「あぁ~あの件ですか...
それであれば、王様には許可を貰いましたよ!」
ミナトがそう言うと正義は嬉しそうに言った。
「本当ですか?!
やった! これで、俺もついに騎士軍に入れるのか...」
「はい、ですので正義さんは明日準備などをしますので...」
「はい、分かりました。」
「では、私はこの編で帰りますので...
健一君、明日の朝また迎えにまえりますので。」
「はい。」
「では、失礼します...」
ガチャ
そうするとミナトは帰っていった。
「今日は、もう疲れたから風呂に入って早く寝るよ。」
「うん、そうした方がいいと思いよ。」
そうすると春香が口を開いた。
「じゃー私、お風呂沸かしてくるよ。」
「あっ、うん。
お願い。」
ポカン ポカン
「ふぅー気持ち~な~!
それにしても、これからどうなるんだろうな...
まーこれからの1日1日を大事にして見つけていけばいいか...」
ガラァァ
「あぁ~気持ちよかった...
正義~もう上がったから、入っていいよ。」
「あっ、おう。
分かった。 今日は、疲れているだろうからしっかりと休むんだぞ。」
「うん、分かったよ。
じゃーお休み...」
「おう。」
カチ カチ
「真希は、今頃何してんだろうな...
まーいいや、お休みーっと...」