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1話 異世界の始まり...



「キーン コーン カーン コーン」


「よいしょっと...サッサと家に帰ってゲームでもすっか。」


健一が、帰り道を自転車で通っていると...


「なんだあのオッサン...そういえば今朝学校に行く時に見かけた奴だ。」


怪しげな行動をした後に路地裏に入っていったので健一は追っていった。


「追ってきたはいいものの、あのオッサンどこいったんだろ...しっかし、ここどこだよ。」


健一が、そんな事を言いながらも道に沿って歩いていると横の隙間から今さっきの、怪しげな男が出てきた。


「っっつ 何っ 右手にスタンガン、オマケにナイフまでっ」


健一は、振り払おうとしたが遅かった。


健一は、痛みを感じることも無く静かに倒れた...


そして、健一は死んだ...


後日、健一が死んだ事件はニュースになった。

健一を、殺した怪しげな男は指紋(しもん)1つ残さず消えていった。


この事件があってから、数ヶ月がたったころ世間ではあの男の人は異世界から来たのではないかと(うわさ)がたった。




「痛ってて...ここ..は...」

その頃、健一は謎の世界で起きた。


「ここはどこだ?」


キシッ キシッ


すると誰かが、階段を登ってくる音がした。


「一体、誰だろう...」


ガチャ


「おぉー起きてたの、あんた。」


「あっ、はい ってか、春香っ?」


「なんで、あんたが私の名前を知ってるのよっ!」


そう、ここは世界は違うのに人は一緒というパラレルワールドだったのだ。




カン カン カン


「はい、ご飯。」


「ありがとう、春香...っじゃなくて春香さん」


春香は?を頭に浮かべながら言った。


「なんで、敬語なのよ。...普通に春香でいいはよ。」


健一は、よそよそしく話し始めた...


「あと、1つ聞いてもいいかな?」


「なに?」


「あのさ、俺の名前を知ってたりする?」


そう、健一が聞くと。


「知ってるはけ、ないじゃない!」


「ですよね~」


健一は、気軽に言いながらも内心傷つきながら返事をした。


「だって、私が川で遊んでいたらあなたが川沿いで倒れていたから、助けてあげたのよ。」


「そうなんだ...助けてくれてありがとう。 そういえば名前を行ってなかったね、俺の名前は「戸田 健一」って言うんだよろしく。」


「「戸田 健一」か、なら「健一」って呼ぶけどいいかしら?」


「あっ、ああ 大丈夫だけど...」


健一は、死ぬ前までは妹に兄さんと呼ばれていたので変な違和感を抱いていた。


「そういえば、この街ってどんな所なんだ?」


「そうね、囲まれた街ってとこね周りの人は(とら)われの街って言っているけど。」


「それは、どうして?」


健一が、不思議そうに聞くと、


「どうしてって言はれても、この街何か変なバリアで囲まれているのよね...」


そう答えると


「変なバリア? なんだそれ? そう言えば、今見た限りここは俺が知っている場所じゃないな。」


そう言うと、春香が驚いた顔で言った。


「っえ? 健一はこの街に住んでたんじゃ無いの? だから、今さっきから今までズーと不思議そうな顔をしてたのね。」


「そうなんだよな、まさかこれって異世界転移っ!」


「いや待て、でも俺って死んだんだよな...なら、異世界転生なのか...まーどっちにしろ最高だよな~」


「それにしても、今頃母さんと、妹はどうしてんだろうな...父さんは、5年前に事故で亡くなってしまったし...2人とも大丈夫かな」


そんな事を言っていると


ガチャ


扉の開く音がした...健一が、振り返って見てみると...なんとそこには


「父さん?!」


健一が、驚いた様子で言うと春香が...


「はいっ? 何言ってんの? 私のパパよ」


春香が、そう言うと


「よっ! 坊主、気分はどうだ? 少しは良くなったか?」


なんとそこには、父さんに似た男が立っていたのだ...







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