16話 新たな拠点...①
「そうだったんですか。
それで、お願いがあるんですが...」
「お願いとは...?」
「私と、健一君を時空移動されてくれませんかっ?」
「っ?!
どうしてそんな急に?」
「どうか、その秘技である時空移動でガディウス達のいる場所へと行けないですかっ!」
「そういう事ですか...
それであれば、少し考えてみます。」
「本当ですかっ!」
「はい、私もできるだけミナトさんや健一君に協力したいので。」
「そうですか。 ありがとうございます。」
「それで、もし行ったとしたら何をするのですか?」
「ちょっと、調べたいことがありましてね。」
「調べたいこと?
...いったいなんですか?」
「まー後ほど話します。」
「そうですか。
分かりました。」
「では、今日はこの街に我らの基地を立てようと思うのですが...」
「そうですか。
なら、私たち共の部下も手伝わせますよ。」
ミナトがそう言うと健一が口を開いた。
「タクトさん、俺も手伝いますよ。
これからは、タクトさんに結構お世話になると思うし...
なので、こんなことしか出来ませんが手伝わせてください!」
「うん。
分かった。」
「では、私は部下共を集めてきますので...」
「そうですか、分かりました。
では、私も準備をしてきますので。
それでは、健一君はついてきてください。」
「はい、分かりました。」
「では、行きましょうか。」
「はい!」
【ミナト側】
「みなっ!聞いてくれ...
今から、タクトさん率いる evil raid騎士軍 の基地をこの街に造ることになったから手伝うことにした。
準備を開始せよっ!」
「はっ!」
「はっっ!」
「はっ」
【タクト側】
「よし...みんな聞いてくれこれよりこの街の西の方にある3区に基地を建てる。
素早く行動をせよっ!」
「はっ!」
「はっ」
「はっっ!」
そしてミナト率いる軍とタクト率いる軍が一気に動き始めた。