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9話 強さを求めて...



朝:6時:30分~


カチ カチ カチ...チリィィィィ!


目覚まし時計がなり健一は眠たそうに起きた。


「ふぅぁぁぁあ...

もう、朝か...よしっ起きよっ!

今日からは、また違う生活が始まるからな。」


建一が起きたときちょうど春香が建一を起こしに来た。


「おーなんだ、起きてたんだ。

今日からは、もうこの家にはいないんだよね...

まーご飯も出来ているから、早くしたに降りてきて~~」


「...なんだ、春香?

何か、あったのかな...まーいいや、したに降りるか。」


タッ タッ タッ タッ


建一が1階に降りると正義は椅子に座ってミナトと話をしていた。


「ミナトさん、来てたんですか。」


「はい、少し正義さんに話がありましたから。」


「建一、昨日はよく寝れたか?」


「う、うん。

良く寝れたよ。」


そうするとミナトが正義との話を終わらせた。


「では、正義さん

この話はまた後ほど...」


「はい、では今日の夕方にまた...」


「はい。

では、私は少し買いたいも物がありますので行ってきますので...」


「では、その間俺は、ご飯食べてますんで。」


「はい、では後ほど...

失礼します。」


ミナトは家をでた。


「はい、兄さんご飯。

沢山 食べてね。」


「うん、ありがと。

正義は、ご飯食べたの?」


「俺は、今日はいいよ。」


「そうか、ならいただきます!」






カチャン ガシャ


「ごちそうさま。

じゃーミナトさんが、帰ってくるまで待っておくか。」


そうすると春香が話をかけてきた。


「け、建一...

ちょっといいかな...」


「なに?」


建一が返事をすると春香は手を出した。


「何、これ?」


「い、いいから...

受けとってっ。」


「あっ、うん...

お守り?」


「ほ、ほら...何か、あったらいけないでしょ...」


春香が恥ずかしそうに言うと...


「ありがとっ!嬉しいよ!

これ、春香が作ったの?」


「う、うん...そうだけど...」


「凄いじゃん!

ありがとな!」


「べつに、いいわよ」


するとミナトが帰ってきた。


「今、戻りました。」


「ほ、ほら

ミナトさんも帰ってきたらから早く行きなさいっ!」


「う、うん。」


「健一君、準備は出来ましたか?」


「はい!

では、行きましょうか。」


「そうですね。」


そうすると健一が皆んなに言った。


「春香、美穂さん、正義...

たまには、帰ってくるから...

その時はお願いします。」


「おう、いつでも帰ってこい!」


「元気でね、健一君っ!

また、ご飯作ってあげるから!」


「ぜ、絶対に帰ってきなさいよ...」


3人がそう言うと。


「うん、ありがと!

じゃー行ってきます!」


「おう!」


「行ってらっしゃい!」


「い、行ってらっしゃい。」


ガチャ


「行っちゃった...」


「まー帰ってくるって言ってたから。

俺達も、これから頑張らないとな!」


「そうね。」






スタ スタ スタ


「ところで、ミナトさん

何を買ったんですか?」


健一がそう聞くと。


「これです、軽く動ける様な防具と剣です。」


「なぜ、それを買ったんですか?」


「これは、健一君のですよ!

敵が出た時にでも少しは、対抗できるようにです。」


「なるほど、でも俺剣とか使えませんよ...」


「大丈夫です。

健一君には、これから徐々に練習をしてもらいますので。」


「なるほど...

1つ聞いてもいいですか?」


「なんですか?」


「ミナトさんは、武技や奥義が使えるじゃないですか。」


「はい、そうですね。」


「それって、俺でも使えるようになるんですか?」


「えぇ~もちろんです。

でも、奥義を習得するには相当な練習がいりますよ。」


「本当ですか?!

じゃー俺、頑張って練習します!

俺、1回は奥義とか使ってみたかったんですよね!」


「そうですか、では練習も(はかど)るのではないですか?」


「はい!

練習頑張ります!」


「練習は私が教えますので。

のちのちは、剣を交合(まじあ)う大会がありますのでそれで、勝てるようになれば良いですね!」


「そんな大会があるんですね。」


建一がそう言うとミナトが話を変えた。


「そうだ健一君。」


「なんですか?」


「健一君は、運動神経はいいですか?」


「は、はい。

一様、もといた世界では運動の評価は5の満点を取っていたんで。」


「では、いいですね!

練習するにあたって運動神経は大切ですから!」


「そうなんですか!

でしたら、良かったです!」


「では、まずは私が住んでいる家に行きましょうか。」


「はい、分かりました。」






スタ スタ スタ スタ


ガチャ


「では、どうぞ。」


「お、おじゃまします。」


「荷物は、そこに置いてていいですよ。」


「はい、ですが真希の荷物も持ってきたのですがこれはどうしたらいいですか?」


「それなら、後でメイドを呼びますのでその方に持っていってもらいましょうか。」


「そうですね。」


そうするとミナトがお茶を準備した。


「はい、お茶をどうぞ。」


「ありがとうございます。」






「はぁ~美味しいですね。」


「そうですね。」


「あっ、そう言えばミナトさん!」


「なんですか?」


「騎士軍の、中には種類があるんですか?」


「種類と言いますと?」


「例えば、「アタッカー(攻撃型)」だったりとか「ブロッカー(防御型)」だったり「ヒーラー(回復型)」だったりです。」


「ありますよ。

ちなみに、私はアタッカーですね。」


「そうですよね、見た目からしてもそうですし。」


「健一君は、アタッカーにさせようと思っているのですが、何かなりたいヤツはありますか?」


「いえ、アタッカーで大丈夫です!」


「そうですか、では実際に防具を着てみますか?」


「はい!」


「では、その間にメイドにも連絡をしておきますので、着ていて下さい。」


そうするとミナトは連絡をしに行った。


「じゃー着てみるか...」






「よいしょっと、こんな感じでいいのかな...

初めてだから、少し着ずらかったけど。」


そうするとミナトが戻ってきた。


「おぉ~似合ってますね!」


ミナトがそう言うと建一は照れながらいった。


「そ、そうですか?

でも、防具って結構重いんですね。」


「そうですね、鉄などの鉱石でできてますから。」


「ですよね。」


「では、次は剣を持ってみてください。

長さなどが合っているか見たいので。」


「は、はい。

こうですか?」


「そうですね、長さはちょうどいいですか?」


「はい!

ピッタリです!

しかし、この剣カッコイイですね。」


「そうなんですよ、この剣は私も持っている剣と同じ作りをしている剣なので。」


「そうなんですね!」


すると誰かが玄関の扉を叩いた。


トン トン


「多分、メイドですね。

ちょっと、出て来ますので。」


「はい。」


するとミナトが玄関に向かって歩いていった。


ガチャ


「ミナト様、お荷物を受け取りに来ました。」


「おぉ~ありがとう。

では、この真希さんの荷物を持っていってあげて下さい。

頼みましたよ。」


「はい!

では、失礼します!」


ガチャ


そうするとメイドは帰っていった。


「健一君、練習は一通り落ち着いてから行いますので。」


「はい、分かりました。

では、防具を外してもいいですか?」


「はい、いいですよ。

では、防具掛けを持ってきますので。」


「ありがとうございます。」


そうするとミナトは2階に上がっていった。






「よいしょっと、ふー外すのも一苦労するな...」


「はい、これが防具掛けです。

使用した後は、これに掛けるようにしてください。」


「分かりました。」


「では、もうすぐお昼になりますので

何か、食べに行きますか。」


「はい、そうですね!」






ガチャ カチッ


スタ スタ スタ スタ


ざわ ざわ ざわ


「結構、店やってますね!」


「そうですね、一様ここはこのアルフォンド街の中では1番の店並びですからね。」


「そうなんですか!」


「では、私がオススメするお店に行きますか。」


「はい。」






スタ


2人は足を止めた。


「ここです、「一越(ひとこし)」と言うラーメン店です!」


「へ、ぇーラーメン店があるんですね!」


「そうなんですよ。

この店のラーメンが美味しいですよ!

では、入りましょうか。」


「はい!」


カラン カラン


「はい、いらっしゃーーい!」


「どうも!」


「おぉー団長さんっ!

今日も、いつものでいいですかい?」


「はい。

2つお願いします。」


「はいよ!

ラーメン2つ準備ーーー!」


「はいよー!」


「はいっよー!」



「さー座りましょうか。」


「はい!」





ガガ ガガ


「ここって、人が多いんですね~!」


「そうなんですよ!

この店は、朝 昼 夜 関係なく人が多いんですよ。」


「そうなんですか。」


そう言っているとラーメンが湯気を立てながら来た。


「はいおまちー

一越特製、[濃く味噌豚ラーメン]でございまーす!」


「ありがとうございます!」


「はい、どうもー

失礼しまーす!」


「おー美味しそうですね!」


「そうですね!

では、食べましょうか。」


「はい!

いただきます!」


「いただきます!」







ゴクッ ゴクッ ゴクッ


「はぁ~美味しかった~!」


「ですよね!

ここの、ラーメンは本当に美味しいんですよ!」


「ですね!

また、このラーメン店に来ましょうか!」


「はい!

では、行きましょうか。」


「はい!」


「店長さん、ごちそうさまでーす!」


「ごちそうさまです!」


「はいよ~

また、来てくださいね~」



「では、行きましょうか。」






カラン カラン


「よし、では何かしたい事はありますか?」


ミナトがそう聞くと健一が答えた。


「そうですね...

俺は、特にないですけど...」


「では、武道館に行ってみますか?」


「あ、はい!」


「では、行きましょうか。」

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