#3 その名もモンショー()
本人から許可貰ったので色々特攻みます☆
「モンショーいつまでもここにに居ても仕方ないから上に行くわよ」
そう言うおねーさんの言う事に逆らえず、色々と考えたい事もあるのだが後をついて良くモンショー、地下を実験室兼研究室兼召喚部屋として使っているらしく階段を上がっていく。
何か良くやらかしそうな人だから地下の頑強な環境は必須なのだなぁと納得し、宙をゆっくりと浮かび着いて行く。
【うわっ、俺なんか浮いてるっ!!?!!!?】
と言うモンショーのでっぷりとした腹の下には、幾何学的な文様が浮かんでおり、その上にちょこんっ☆彡とモンショーが座っている形になっている。
どう見ても魔法陣だよな、これ?
「全くさっきから一々うるさいわねー。 召喚した使い魔が魔術を使うのは当たり前でしょう?」
「…………魔術円の上に座って移動するなんて魔力の無駄な使い方は初めて見たけど、しかも、結構な魔力量感じるのに平然としてるし」
「モンショー、鳥っぽいのに飛べないワケ?」
[system message]
[魔術:魔法みたいなもの、一般的な魔法は魔術と考えてよい。 人におこせない奇跡的なモノを魔法と呼ぶ。 間違えると何故か小バカにされるので注意]
[魔術円:ぶっちゃけ魔法陣。 言い方の違い? 世界に対して奇跡を起こそうと魔力干渉した結果、世界から拒絶されて跳ね返された魔力の残滓が現象として形作ったものかつ、世界へとアクセスし続けて現象の改変を行い続けている証。内容からアクセス方法を読み取ることも可能だし、魔術円を再現することにより同様の結果を起こすことも可能]
[モンショー魔法:意図したことを魔法陣化し、かなりの奇跡を起こすことができるモンショーのオリジナル魔法。 想像できる限り、魔力の続く限り世界への干渉が可能、今移動に使っているのもモンショー魔法だよ。魔力もいっぱいあるし、色々とうまくやってみてね?]
[EOM]
おねーさんから突っ込みを受けると同時に頭の中にまたメッセージが届くモンショー、どうやら魔法無双が出来そうな気配である。
「ちょっと、聞いてるの?」
と、モンショーの頭を両側からガシッと捕まえて覗き込むおねーさん、コーンフラワーサファイヤブルーを彷彿とさせる澄んだ蒼い目がキリッとモンショーの小っちゃなお目めを見据えている。
【ホント澄んだ綺麗な蒼い目をしてるし、ちゃんとしてればきっと可愛いのにホントホント残念なおねーさんだよなぁ】と思うモンショー、急に赤面しだして反対を向き、ちょっと覚束ない足取りでさっさと階段を引き続き上っていくおねーさん。
あれコケるんじゃね?とモンショーが思っていると案の定コケたので、早速モンショー魔法を用いておねーさんを助けてあげるモンショーであった。
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