6話 スライムハンター
あれからしばらくスライム狩りを続けた。
最初の方は苦戦していたが倒しているうちにだんだんコツも掴めてきた。
どうやらスライムには真ん中辺りにコアのようなものがあるらしい。
本当に見えにくいが、それを破壊するとスライムは死ぬようだ。
これを知ってからは後はもう作業のようなものでどんどん狩っていき今では数え切れないほどだ。
しかし、そろそろスライムを狩るのにも飽きてきたな……
なにか新しい獲物を見つけたいがそんな簡単に見つかるだろうか。
そんな時また、新しいスライムを見つける。
先程のように淡々としよりする……つもりだったが。
明らかに様子がおかしい。
なにかぶるぶる震えているし襲いかかってこない。
不可解に思っていると、突然先程まで殺していたスライムたちの死骸がどんどんその個体に集まっていく。
なんだ?何が起きている?
やがていくつもの塊は境界線がなくなって1つとなり、大きなスライムとなった。
そのサイズは僕の身長をゆうに越えており、見上げるかたちになっている。
とてもあの小さかったスライムとは思えない。
な……なんだこれ?
これはあれだろうか?今まで殺されたスライムたちの恨みが積み重なって生まれたりしたのか?
だとしたらその恨みの矛先はもしかして……僕?
するとスライムの一部が触手のように変形し高速で伸びてくる。
危なっ!?
反射的になんとか避けれたが速すぎる。
連続で来られたら全部避けるのは到底無理だろう。
どうやら僕は相当スライムから恨みを買っているらしい。
まあ仲間を何体も殺されているんだからしょうがないんだろうが……
だがそう易易と殺される訳にはいかない。
こっちだって生きるので必死なんだ。
悪いがお前もここで倒させて貰う!




