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NO LIVING  作者: 狐の尻尾
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4話 発見

すいません……遅くなりました……


歩き始めてからどれくらい経ったのだろう。

時間の感覚は分からないがだいぶ歩いた。

だがその間なにも得られるものは無く。

見渡しても周りはモンスターばかり。

あぁ怖い。見た目がグロテスクすぎる。


けれど僕は歩き回っている間に2つの新たな発見を得られた。

1つはこの洞窟はとにかく広いということ。

ここは本当に広いという言葉じゃ表せられないくらいには広い。

いくら歩き回ってもどんどん知らないところに出るし道は広がってる。

これじゃあ出ようと思っても出られないだろうな。

まあまだ出る気は全然ないけど。


2つ目はおそらくこの体に疲労や欲求というものが存在しないということ。

ずっと休憩なしで歩き回っているけど眠気や空腹などを何一つ感じない。


これは本当にありがたい。

餓死する心配がないというのは生きる上で大きなメリットではないだろうか。


今のところ新たにわかったのはこの2つだけだけど、

歩き回ってるだけで発見が出来ただけまだよしとしておこう。


しかし、そろそろ何かを見つけなければ。

なにか、役に立ちそうなものはないだろうか。

その時視界に何かが複数倒れている光景が映る。


一度人間かと思ったが、違う。

なぜなら肌が緑色だからだ。

それに特徴的な角が生えている。

確かこのような見た目の生物をゴブリンと呼んでいた気がする。


この生き物は凶暴で人間と敵対視し、人間を殺したり繁栄の道具にしたりしていた……


その時自分の感情に違和感を感じる。

何故だろう。このような行為に強い不快感を感じるのは。

僕はもう人間では無いというのに。

まあ今はそれはいい。

どうせこの感情も理解出来ない。


僕は倒れているゴブリンたちにゆっくりと近づいていく。

攻撃されるような素振りはない。

見た感じおそらくもう死んでいるようだ。


気持ち悪い、といった感情は抱かない。

一応人間のような形をした生き物が死んでいるというのに。

あぁ、どんどん自分のことが分からなくなっていく。


そんなことを考えながら改めて死体を見るとこいつらの手には石や金属などを鋭くし、棒の先端に付けたものが握られていた。

これはありがたい。

始めての武器ゲットだ。


一応2本貰っていき、ついでに角も折って貰っていくことにした。

いつか使えるかもしれないな。









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