可愛い妹とオタクな姉の楽しい姉妹ライフ
私、日高優月。中学3年生です。
ねぇ、きょうだいって分かるよね?
そう!妹だったり、弟だったり。
「わたしはひとりっ子だけと友達にいるよ」って子もいるよね?
私にもいるんだ、可愛い妹。でも、歳は近くないんだ
実はね、7歳差の姉妹なんだよ。
妹が産まれたのは私が小学一年生の時。
でも、退院するまでがすごく長くて、なんでかと言うと未熟児で産まれたからで、まぁうちもそうだったんだけどね。
でも、時々会いに行ってたんだ。それで初めて見たとき、ほんとに可愛くって、7年ほど経った今でも
大好きな妹です。
朝、私達姉妹は毎日、お母さんに起こしてもらっている
「早く起きなさーい」
うぅ…眠い
そんな事を思っていると、ドスンドスンと激しい足音を立てながら妹のあかりんが、リビングのある1階に降りて行く。
ちなみに”あかりん”って言うのは妹が家族みんなから呼ばれてるあだ名だよ。
い、今何時だっけ?
私はスマホを開いた
「え?もう七時?!」
「早く準備しないと!」
私は少し音を立てながら階段を降りた。
「ふわぁー」
「おはよう、今日も眠たそうにしてるわね」
「もしかしてまた遅くまでゲームやってたの?」
うっ?!もう…私が眠たそうにしてるといつもゲームのせいにするんだから
そして、数分後
ふぅ着替え終わった…え?
「まだ着替えてないの…?」
あかりんは何も答えずずっと朝ご飯を食べている。
「早く着替えてね、遅刻するよ」
するとあかりんは、「うー」とお母さんの言葉に反応した。喋ってはないけど…
私はドアを開けた
「行ってきまーす」
「あ、今日は2人で行ったら?」
お母さんの側にはランドセルを背負った可愛い眼鏡っ娘、じゃなくてあかりんがいた。
「うん、わかった」
私はしょうがなく一緒に行く事にした。
でも、2人で登校するのはそんなに好きじゃない。
なんでかと言うと、足が遅いからだ。
小さいからってことは分かってるけど、遅すぎてやんなっちゃう。
はぁ…やっぱり遅い。でもそれも可愛い。