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JUMA

作者:采間光
 珠倉初芽(すずくらはじめ)、高校二年。
全身の痛みで目を覚ます。 
黒を黒で重ねた空間はこの世の全てを否定する。
 
 獄底界(ごくていかい)の四天王の1人ヴィカは言う。
 罪は受け継がれ、血の契約は祓えないと。
そして、もし契約違反があった場合には、自身の消滅につながると。
 
 彼の使命は魂のバランスを保つこと。

 本来、魂を守る天師(てんし)達がとある事件をきっかけに、命の不平等さを肯定し、世の中の事故、事件、天災などを操り、裏の顔を持つ様になった。
 初芽は不義な堕天師(だてんし)を、自身の持つ珠獄により獄底界へ引き摺り込み、己の力へと変えてゆく。
 その為に彼は、ヴィカとの『血の指切り』にて憑依を受け入れ、魔の手を手に入れる。
 初芽は仲間達と共に、魂の平和を護れるのか!
逢魔時
2021/06/07 23:11
受魔開印
2021/06/11 02:37
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