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夢観る狭間の創造主  作者: RaiMu。
3/9

強欲なる選択

再び夢が現実か分からない空間へと引き戻された。

とりあえず、わかるのはここが教室で周囲の冷たい視線があり、そして数十分後にフードの少年が襲撃しにくること。

まずはここから離れよう。


急いで向かった先は、校舎裏の森林だった。

どこまで逃げればいいのだろうか。

逃げて状況は変わるのだろうか。

ある意味期待を裏切らない登場、前方の木陰からフードの少年が現れた。

ただ今回唯一違うのはフードの少年が現れると同時に、時間が切り取られたかのように周囲の一切が止まる。

勿論、フードの少年も微動だにしない。

カズヒロの真横にもひとり姿を現した。

暗闇の中の少女だった。

少女はおきまりのセリフを吐く。

「理想と現実、どちらを選びますか?」

三度目とあらば、流石にこの問いを考えるくらいの余裕はある。

そもそも理想とは、恐らくピンチからの脱出手段。

現実とは、悪夢の継続ってところだろう。

ならば、

「生憎、バッドエンドは嫌いでね。理想の現実だ!」

とカズヒロは返した。

少女に呆れられただろう、短い溜息をつかれ、

「強欲ですね。」

と言うなり、指を鳴らた。

止まっていた時間は再び動き出し、フードの少年が二人を睨む。

少女が少年に語りける。

「このアヴァリス、カズヒロ様を主とする。」

少女の一言で何かを察したのか、悔しげな表情で逃げ去っていった。

二度も繰り返した死線を、こうもあっさりとひっくり返されてしまったので、カズヒロは腰が抜けてしまった。

暫くして、少女はこちらに振り返り、頭を下げた。


「改めまして、私は強欲の使い、アヴァリス。以後、主であるカズヒロ様に忠を尽くします。」


「へっ?」

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