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TOMOKO  作者: 麻島
プロローグ
3/16

プロローグ3

 指を顎に当てて考える仕草をしている。 こいつのおっとりとした性格だ。 どうせそこら辺を歩いていた野良猫と遊んだり、ボーっと考えごとをしたりしていたのだろう。 昔からのんびりとした性格だったのはしっかりと覚えている。

「忘れた!」

 便利な言葉だ。

「ま、いいか。 とりあえず無事に再会することができてよかった」

「ロマンチックだね~。 燃える愛だね~」

「断じてそこに愛はない」

 断言。

「うーショック」

 愛を求めているのだろうか。

「さて、そろそろ行こうか。 凍え死にそうだ」

 厚着をしている俺の身体もさすがに限界を訴えかけている。

「そうだね! 行こう!」

 俺たちは智子の家へと向かい歩き出した。


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