表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
地獄遊園地  作者: たろう
2/3

~入園~

車から降りたみんなは唖然としている。


それもそのはず、時刻は0時


なのに周りは明るくまるで昼のようだ


そして目の前には大きな門がそびえたっているがその先は見えない


まるで海外の城門の様だ


「HELL」


地獄?


そうぼそっと呟いた瞬間


「ぷっ・・・ははははははは」


全員大爆笑


「なんだこれ珍所巡りか!?」


竜司が笑いながら門まで駆け寄る


「全員降車いただけた様なので失礼します」


運転手が一言投げかけて行ってしまった。


「え?失礼しますってまさかここで4泊3日!?」


「ってかここどこだよ説明なしじゃん!マジミステリーじゃん!!」


宗司が言う


「説明は私どもがさせていただきます」


悪魔の様な露出度の高い服を着た女が二人出てきた


「うおぉぃ・・・あなたは天使です」


テンションが上がっている竜司が二人に言うとまた笑いが起きる


実際かなりの美女達だ・・・


少なくとも一緒に来たサークルの女子10人では敵わない


美女二人は竜司を完全に無視して説明を始める


「本日はご来園まことにありがとうございま~す」


「時刻は0時、開園の時間となりました。入園にあたって注意点がございます。」


「まず1つ目、入園料はあなたがた自身となっております。この園内での自己やお怪我等は一切責任はとることができません★」


「そして2つ目、皆様方に楽しんでいただくために全てのアトラクションを必ず一回ご利用下さい。ご利用ただけない場合はご退場できませんのでご注意ください★」


「そしてこれがパンフレットとフリーパスになります★」


「それではみなさんお楽しみください★」


説明が終わると美女達は門の中へ入っていってしまった。


「このミステリーツアー手こみすぎでしょ!!」


「0時開園っておかしくね!?ってか俺達以外に客はいない感じ!?」


「とりあえず中入ろろうぜ」


竜司を先頭に全員門を潜った


「ゆうえんち・・・?」


門をくぐるとどこか懐かしい感じの遊園地だった


しかし全く人のいる感じはしない。


バタン!!


門が閉まる。


園内に流れているパレードの様なBGMがより不気味さを感じさせた

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ