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1.え!この赤ちゃんは誰の子?

初めまして、千歳雨です。


このお話は私が見た夢を覚えている範囲で書きつつ、ちょっとあいまいなところや夢のまま書いたら意味不明になってしまうところをアレンジしつつ書いていく、短編集になります。


覚えている夢はそこまで多くないですが時間があまりたっていないものやあまりにも記憶に残っている夢を描いていければなと思います。


主に怖い夢が印象的で覚えていることが多いのでホラーチックになってしまったらごめんなさい。


ロマンチックな夢をみてもそういうのはすぐに忘れてしまうことも多いのでできるだけ、かけていければと思います。


夢も途中で終わってしまい

「えー!続きめっちゃ気になる!!」


っていうこともあるかと思いますが温かい目で読んでいただければと思います。


夢を覚えている範囲での投稿になるので遅くなってしまったりすると思いますが宜しくお願い致します。

私の意識がはっきりしたのはベッドの上だった。




見慣れない、天井、周りを囲むカーテン。


おぼろげな意識の中、「なぜ、病室にいるのだろう」という疑問が頭をよぎった。




少しずつ、意識を取り戻し、ここに来た理由を思い出そうとするが、なかなか思い出せない。




「ここに来た経緯が全く分からない。」




そう、言葉を漏らしても静かな病室からはなんの返事もなかった。




少しして、周りを探索しようとベッドを降り、置いてあったスニーカーを履いた。




カーテンを開くと個室部屋だったことに気づいた。




ごく普通の病室でスライド式のドアを開けると目の前はガラス張りの中庭が目に入った。


鮮やかな緑色の木々がきれいに植えられた中庭だ。


見たところ、中庭を囲む形でガラス張りになっていた。


壁や扉は白に統一されている病棟だということが分かった。




周りを見渡しても看護師の姿はもちろん、ほかの患者の姿も見当たらない。


ほかの病室の扉を開こうとしても鍵がかかっているのか開かない。


中庭を中心にロの字にある廊下の1画に自動ドアともうひと通路あるみたいだ。


自動ドアの前に行ってもドアは開かなかった。


壁にパスキーを認証するような機械がついているため、専用のキーがなければ開かないシステムのようだ。




もう、ひと通路は病室の大きさと同じ長さの廊下で右側に窪んだ場所がある。


右側の壁だけ、ベージュ色になっている。


この窪んでいるところだけ、違和感を覚えた。




上を見ると防犯カメラがこちらを向いているし、壁の1つだけ黒色の四角いところがある。


ボタンかと思い、押してみたがそうでもないらしい。




分かったことはここから出られないということだった。




ここに来た理由も閉じ込められていることも、周りに誰もいないことも不可解なことだらけ。


どうしていいのか途方にくれていると、目の前の自動ドアが開いた。




「あら、目が覚めたんですね。


お部屋にもどりますよ」




自動ドアから女性の看護師さんがこちらに入ってきた。


自動ドアが閉まる一瞬のうちに向こう側の風景を目に焼き付ける。




自動ドア側の壁は下半分が緑色で上が白色。


壁側にストレッチャーが1台置いていあるのが見えた。


情報としてはそのくらいだった。




近づいてきた看護師が私の腰を抱き、先ほどいた病室に案内する。




病室に戻り、ベッドに座らせると看護師は何も言わずに病室から出て行った。




動いていいのかもわからず、ベッドに座って待っていると先ほどの看護師が何かを抱えて病室に入ってきた。




「あなたの赤ちゃんですよ。


とても元気でかわいらしい、女の子です。」




そういって、おくるみに包まれる1人の赤ちゃんを私に手渡した。




「え?」




私の子!?




不意に腕を出し、赤ちゃんを抱きかかえるも出産した覚えがない。


以前に妊娠した記憶もない。




なぜ、この子が私の子どもだといえるのか。


そもそも、そういって他人の子どもではないのか。




そんなことを思っていると看護師がミルクの入った哺乳瓶を私に渡してきた。




「もうすぐ、ミルクの時間なので飲ませてあげてください。」


そういって、看護師は病室を出て行った。




「本当に私の子なの?」




そういって、赤ちゃんを見ると目が合った。


特にぐずる様子もなく、生理的微笑を私に向けてくる赤ちゃんがいた。




「え、可愛すぎない!?


しかも女の子なんて嬉しすぎる!!」




完全に赤ちゃんの可愛さにやられ、私の子であろうが他人の子であろうが‘’守り抜く‘’という、母性本能が出てきた。




赤ちゃんにミルクを飲ませ、げっぷをさせると赤ちゃんはウトウトしてきた。


お昼寝をさせるためにも廊下に出て揺らしていると目の前を通り過ぎる、医者が目に入った。


おかしなことに先ほどの看護師が出入りした自動ドアを通り過ぎ、もう一つの通路の方に歩いていく。




角から医師の様子を見ていると右側の窪んみに立ち止まり、ボタンではなかった黒い四角にネーム札を当て、防犯カメラの方を見ると小さめの扉が開いた。




その扉に入ると扉はしまった。




あの窪みは扉だったのか。


自動ドアの方に行ってもなにもなさそうだが、あの窪みの扉に行ったら外に出れるかもしれない。




そう思い、医師がどのタイミングで窪み扉に行くのか観察することにした。






どのくらいの時間がたったかわからないが、分かったことは窪み扉には医師しか通らない。


自動ドアには看護師と医師、なぜか軽装備した警察官みたいな人が出入りしていた。




そして、医師が通るのは大体、数時間に1回。




もう一つ、気づいたことは、おかしなことにこの病棟は夜の概念がないらしい。


中庭は常に明るいということはここは地下なのかもしれない。




もう、何日か経ってもおかしくないのにも関わらず、中庭は変わらず明るいし、部屋に窓がないというのも引っかかる。




数時間に1回、赤ちゃんのミルクと替えのおむつを看護師は持ってくる。


看護師も毎回、同じ女性だ。




変わらず、可愛いのは赤ちゃんであまり、ぐずらず、かわいらしい笑顔を私に向けてくれるのが唯一の癒しだった。




この赤ちゃんのためにもここを出る。




そして、これから医師がいつものように窪み扉に行く時が来た。


チャンスは一度きり。




赤ちゃんを抱えて、できるだけ窪み扉の近くかつ防犯カメラの死角で医師に怪しまれないように赤ちゃんをあやしつつ、待機した。




いつものように医師が来て、一瞬こちらを見たようだが、赤ちゃんをあやしている姿をみて、いつものように扉を開けた。




開いた瞬間、医師よりも先に扉に入った。




入った瞬間、ビー!!というブザー音がなり、あのカメラは顔認証用だったのだと気づいた。




後ろで医師が「ちょっときみ!!」という声が聞こえたが無視をして通路を走り続ける。


はじめは細かった通路も徐々に広くなっていき、通路を抜けると、大きなロビーに出た。




病院のロビーと思われるそこは大勢の人が行き来していた。




外に出ようと外につ繋がる扉に行こうとするが、閉じ込められていたときに見かけた警察官らしき人たちが数人入ってくるのが見えた。




「あれに捕まったらまずい」




本能時に感じた私は、出入り口とは逆に歩いていく。


すると突然、後ろから2人の人に左右の脇をつかまれた。




「こら、抜け出しちゃだめだろう」




「ちゃんとお部屋に戻らなきゃ」




私は2人をみると一瞬だれ?


と思ったものの、すぐにこの人達は両親なんだと思った。




「ほら、シン!


あんたからも言ってやりなさい」




シンとは?と思いつつ、斜め後ろを見ると、身長の高い男の人が続いて歩いていた。




「わかった。


俺に任せろ。」




そういって、両親から私を奪い取り、私の左腕をつかんで足早に進んでいく。




「ちょっと、あなたも同じなの?」




そういうと、シンはふっと笑い




「そんなわけないだろ


ここから出るぞ」




そういって、両親から距離を取り、奥の通路へ連れていく。




後ろで両親が「シン、あなた裏切るのね!」


という声が聞こえたが次第に聞こえなくなった。






人ごみに紛れ、両親からも逃げた私とシンは館内地図を見ていた。




シンという人はどうやら私のお兄さんのようだ。


私に兄なんかいなかったと思うが今は助けてくれたことに感謝だ。




シンが用意してくれた抱っこ紐で赤ちゃんを抱っこした。


どうやら、おなかが空いたのか普段ぐずらない赤ちゃんがぐずりそうになったタイミングでシンがミルクの入った哺乳瓶を渡してくれた。




「ナイスタイミング!


ありがとう」




そういって、赤ちゃんにミルクを飲ませながら目の前の館内地図を見る。




「ここから出るにはB棟に行かないといけない。


ここはA棟1階でB棟に行ける通路はA棟2階の産婦人科を抜けた先にある外通路につながる出入口が一番安全ルートだ。




そこまで行くのにまず、この先にある内科と胃腸科を抜けて、2階に上がる階段を使って、この食堂へいく。


食堂を抜けた先に整形外科、そして産婦人科だ。


産婦人科を抜けて右側にトイレがある。


その先に外通路につながる出入口がある。」




シンが最短ルートを教えてくれる。




「行くぞ」そう、シンがいうと2人で歩き始める。




「すごいね、調べたの?」


私が聞くとシンはつづけた。


「あぁ、お前を外に出すためにな。


ただ、ここからが問題だ。


B棟に行くにはこれから行く、外通路しかない。


そうするとお前を捕まえようとする警備の奴らがそこに集まっている可能性がある。


それをどうかわすかがカギだ」




シンに腰を抱かれながら、胃腸科を抜け階段を上がる。




「そうか、警備の人をどうかわすか、か」




私はなにかいい方法はないか考える。




そんなことを考えているの食堂を抜け、整形外科までやってきた。




産婦人科に入ると赤ちゃんの泣き声やおなかの大きい妊婦さんの姿が見えた。




問題の外通路につながる、出入り口までやってきた。




ガラス越しに外通路を見ていると、いたるところに警備の人が歩いている姿が見えた。




ほかにの扉があるのかそこから行き来しており、こちらの出入口には近づいてくる警備の人は見えない。




B棟の出入口には警備の人が1人ついていて、中に入る人を観察していた。


このまま、行ったら絶対につかまってしまう。




せめて、赤ちゃんだけでも無事に外に出してあげたい。




そう思ったとき、いいことを思いついた。




「シン、いいこと思いついたの


ちょっとこっち来て!」




出入口のすぐ横にあった階段にシンを誘導する。




「どうした?」




シンが私に問いかけてくる。




「シンが赤ちゃんをおんぶして。」




そういって、抱っこ紐ごと赤ちゃんをシンに渡す。


赤ちゃんはぐっすり寝ている。


可愛い寝顔に癒されつつ、シンの背中に赤ちゃんをおぶらせた。




「ちょっと苦しいかもしれないけど、ごめんね


少しの辛抱だよ。」




そういって、シンにジャケットを羽織らせた。




「シン、B棟入口の警備の人は前は見るけど、基本は後ろまで確認しない。


だから、入る時も警備の人の視界には正面しか見せないように入って。


そしたら、赤ちゃんには気づかないはずだから。




あと、私もシンがB棟の出入口に入る瞬間、シンの後ろに隠れつつ、中に入る。


入った後は私が前ね。」




ちゃんと説明できてるかわからないが、出入口にいる警備の人の目を欺けば行けるはず!


だが、問題はこのままの恰好の私がここから出て、バレないかいうこと。




「でも、シン


このままの恰好だったらバレるよね」




そういうと、シンがリュックからウィッグと服を取り出した。




「これを着ろ」




「さすが!」




普段はショートカットのため、ウィッグはロングで服も簡単に着られるようにかわいらしいワンピースを渡された。




私は渡された服をきてウィッグを付け準備万端。




先にシンが出て、少ししてシンの後を追いかける。


近すぎず、遠すぎず、シンが大きいから安心感がある。正面からみたら、シンの後ろを歩く私なんて、通り過ぎた時くらいしか見えないはずだから。




問題のB棟出入口にシンが到着した。


出入口にいる警備の人がシンを見ると扉を開けた。


私はシンの背中に近づき、シンを盾に警備の人の視界に入らないように中に入り込んだ。


私の見立て通り、警備の人は後ろ姿まで確認することはなく、シンの前を歩きながら目の前の階段を降りた。




階段を降りると、そこは病院の外につながっていた。




「シン、やったよ!」




私がシンに向かってガッツポーズを取る。




だが、冷静なシンは


「まだ、油断できない。


とりあえず、病院から離れるぞ。」




そういって、病院を背に歩き始めた。








病院からも離れたところで、赤ちゃんの様子を確認する。


途中でおんぶから抱っこに変えた赤ちゃんはシンの胸の中でご機嫌だった。




「ね、シン


赤ちゃん可愛すぎるよね!


女の子なんだって!」




私が興奮気味にいう。




「わかった、落ち着け。


それにしても、なんであんなところにいて、子どもまで生んでるんだ?」




ごもっともな意見をシンがいう。




「正直、私もわからないの


目が覚めたら、あそこにいて、私の子だって言われて。


閉じ込められてて」




私がそういうとシンの大きな手が私の頭をわしゃわしゃなでる。




「変なこと聞いてごめん。


気にすんな。


俺が守ってやるから」




「ちょっと、シン!


ウィッグずれちゃう」




わしゃわしゃをやめないシンの手を両手で止めようとするが全然止まらなかった。




戯れながら歩いているとコンビニが目に入る。




「私、飲み物買ってくる


シン、何か飲む?」




シンに聞くと財布を手渡された。




「これでブラックコーヒー頼む」




「ありがとう!」




シンの財布を受け取り店内に入り、お茶とブラックコーヒーのペットボトルを手に取る。


お会計のため、レジにペットボトル置くと突然、隣にスーツを着た人が割り込んできた。




その人をみあげると目が合った。




黒髪のきれいに整った髪。漆黒の瞳、顔は整っていて、王子様系イケメンで高そうなネービー色のスーツとうん千万はするであろう金の腕時計、ネクタイピンまでも金で洗礼されたつくりのものが目に入った。




「君は逃げたつもりかい?」




突然、そんなことをその男は言ってきた。


はじめて会った人だと思うのになぜ、私が逃げたことを知っているの?




「僕は君がここにいることは知っていた。


だから、来てみたんだ」




淡々と意味の分からいないことをしゃべり続ける男。




「何言ってるの?」




私がそういうと男はフッと笑った。




「ここで捕まえるのもいいけど、これは僕の仕事じゃない。


だから、奴らにつかまるまで次に会うのはお預けだね。」




そういうと、私たちの分までお金を払った男が立ち去ろうとする。




「ちょっと、それってどういう意味?」




私は男にそういうと男は振り返ってこちらに近づいてきた。


私の耳元で男はつぶやいた。




「近々会おう、君と赤ちゃんに」




そう言って男は立ち去った。


私は目の前が真っ暗になった。




心配したシンが店内に入ってきてうなだれている私の顔を覗き込む。




「どうした」




シンを見たら視界が揺れた。




「なにがあった?」


そう言って私の涙を指でシンが拭う。




「シン、思い出しの


あの男がこの子の父親で、私は彼の…」












ーーーーーーーーー‐‐ ‐ 






最後まで読んでくださりありがとうございます。


ここで目が覚めたのでこの後、どうなったのかは知りません。


続きもみないとおもうのでここまでになります。




ラストの部分は皆様の思いに更けていただければと思います。


また、夢を覚えていたら更新します。




ありがとうございました。



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