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第一話

終わりかけている世界の最後の希望。

勇者ライゼル・クロイツベルク‥

大魔術師カースフェイン‥

ガチムチヒーラーのグレン‥

この三人は別世界を越えてくる魔王クロウザを打倒するため魔王の居城と化したノルトハイン城にやって来た。

「魔物一匹配置してないとはな‥舐められたもんだ」

「人望ないんだろ‥さっさとその勘違い野郎をぶっ飛ばしてやろうぜ」

トラップすら仕掛けられておらずあっという間に王の間にたどり着く。

「おおー!人間じゃん!さすがにここまで歩いてくるぐらいは出来るわな‥はじめまして!‥そして、さよならだ」

魔王クロウザは玉座から立ち上げると勇者たちには目視出来ないレベルのスピードで近づきグレンの頭に小指で穴を開けた。

「‥」

グレンはしんでしまった!

「う‥嘘だろ‥!?」

衝撃うけてる二人をよそに殺したグレンの脳ミソをチュルチュルと吸い上げる魔王クロウザ。

「うーん、ガチムチヒーラーなだけに頭空に近いのねん‥はい!次!」

魔王クロウザが動く前にカースフェインは密かに溜めておいた火球魔術を魔王に放った。

「おっ!野球ってやつかな!?」

魔王クロウザは火球をキャッチすると一瞬で距離を詰めカースフェインの顔に押し付ける。

「はい!タッチアウト~!」

「うぼあああーっ!」

絶叫するカースフェイン。

まんべんなくカースフェインの顔焼き付けると火球を破裂させてカースフェインの頭部を吹き飛ばした。

カースフェインはしんでしまった!

「う‥うわあああーっ!」

ライゼル・クロイツベルクは全速力で逃げた!

「おいこら!逃げてんじゃねー!」

秒で追いつき、ライゼル・クロイツベルクを蹴りつけて窓から外に出す。

空中に放り出される勇者。もうほぼ意識はない。

「おっ!岩盤あんじゃん!」

魔王クロウザは勇者の頭を掴むと全速力で岩盤にぶつけた。

「なんなんだ?さっきの情けない逃走劇はぁ‥?」

「‥」

ライゼル・クロイツベルクはしんでしまった!

「もう死んだのか‥過去一弱いわお前ら!‥さてこいつのスキルでも調べて見るか!」

魔王クロウザは解析魔術を使って勇者を調べた!

「ふむふむ‥バックスタブlv50‥ぶんどるlv25‥壺割りlv42か。ステ振りもなぁ‥うーん‥ほう‥なるほど。勇者というより盗賊に近いなこいつは!ったく臆病者が‥岩の下にでも隠れていろカエル野郎が!」

勇者の頭を踏みつけ破裂させる魔王クロウザ。

「さて‥そろそろ他の世界に侵入するか‥まだまだ人間の気配を感じる‥どんだけ居るんだよ!」

魔王クロウザは移動魔術を使って別の世界にシュピピッと瞬間移動した。


ライゼル・クロイツベルクのレア度5つ星の装備品、人生やり直しの指輪の効果で魂はある場所へと運ばれた。

目を覚ますと1人の女が愚痴を漏らしていた。

「こいつもダメ‥あいつもダメ‥ソイツもダメ‥ドイツも役立たずばかりなんだから!」

「あの‥ここ‥天国かなんかですかね?」

女は振り返るとゴミを見るような目で説明し始めた。

「ここは世界の玉袋って言われてるところよ。名前があれだけどね。ここで世界が作られてるの。あんたら無能のせいで世界の創造が追い付かないけどね」

「す‥すいません」

ざっと見渡す限り100人くらいの敗れた勇者が居るようだ。

「ここに集められて俺たちどうなるんですか?」

そこへビール腹でキャンペーンハットをかぶった軍服姿の男がやって来た

「来たわね。あとはよろしくマンハート軍曹」

マンハート軍曹はがなり始めた。

「訓練教官のマンハート軍曹である!情けなく魔王に敗れた負け犬ども!今の貴様らはブレイブメンではない!この玉袋の中のザ◯メンだ!精子からやり直しだ!徹底的に鍛え直してやる!」

こうして勇者100人の地獄の毎日が始まる。


残り勇者あと100人‥











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