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45 レミーの想い③

「そういえば、まだ言ってなかったけど、私、このゲームを結構やりこんでいたんだ。

他の乙女ゲームと何か違うというか・・・とっても爽やかだったんだよ。」


「妹もそう言っていたよ。」


「妹さん? そっか。さっき私の中に入ってきたのは、あなたの妹さんだったのね。」


「ああ。」


「妹さんにきついこと言われちゃった。

『あなたなんかヒロインじゃない!』って。」


「・・・」


「私、もちろん自分がヒロインに転生したことに気づいていた。だから、それまでの記憶がなくても、何とかゲームの知識で生活できたんだけど・・・食べ物の好みや友人関係とか、全然ゲームでえがかれていなかったから、本当に困ったの。転生もののヒロインって、よくすぐに異世界に適応できたなって思ったわ。」


「環境に適応する天才なのかもな。」

某マンガのセリフを言ってみた。


「何それ。

でも、確かにそうかもね。


そして、私は天才じゃなかった。


環境に適応しようとしないで、小さな自分の居場所を守ろうとしたせいで周りの反感を買って・・・嘘で言っていたはずの『居心地の悪い』学校生活にしてしまった。


ものを隠されたり、汚されたり・・・

いじめられたのは本当なんだ。もちろん、今思えば自分のせいなんだけど。


それで、ライリー様達が犯人を探し始めて・・・フィーナ様がやったんだって言い出したの。証言してくれた令嬢がいるってね。」


「正直に言うと、私もそうなのかなって思ってた。だって、フィーナ様はゲームの悪役令嬢だから、ある意味、それが『普通』だと思ったの。」


まあ、確かにこの世界をゲームとして捉えるなら、それが普通なのかもしれない。


ただ、この世界はゲームかもしれないが、現実でもあるのだ。



「だから、シナリオがフィーナ様にとって悪いものになっていくことは仕方ないと思っていた。だって、私がヒロインで、フィーナ様は悪役令嬢なのだから。」

【完結】兄妹そろって断罪中のヒロインの中に入ってしまったのだが


【完結】兄妹そろって断罪されている息子を見守る王様の中に入ってしまったのだが


【完結】兄妹そろってハンターの中に入ったと思ったら俺だけかよ!!


【完結】ざまあ、してみたかった


【完結】ざまあ、してみたかったな2


【完結】ざまあ、してみたかったな3


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