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39 感謝

「とりあえず・・・フィーナもマリアもやり過ぎないでくれよ。」

恐る恐る俺は頼んだ。



「心配いりません。ちゃんと手加減します。」

「そうじゃないと、あなたの望む結末にならないでしょう?

私達はあなたに助けてもらいました。そのあなたの想いを裏切るようなことは、しませんわ。」



「・・・なんか、俺を通さなくても二人で会話できるようになってないか?」


「そういえば・・・」

「マリア様の言葉が何となくわかる感じです。」



さすが,神の寵愛を一身に集めた少女達だ。成長スピードも半端ない。



「ちなみに、今回、俺の助けいらなかったんじゃないか? 余裕で自分達で解決できただろ。」


「そんなことありません!

本当にあなたには助けられました!」


「確かに、処刑場からの脱出は私たちだけでもできました。

しかし、それでは、それぞれの家や領民、親しい者たち、国に大きな傷を残したでしょう。


私達は処刑されなかったことだけに感謝している訳ではないのです。


私達の大切なものを守ってもらえたことに感謝しているのです。」



「・・・そうか。


役に立てたようでよかったよ。」




「ちなみに!!」

急に、妹の不貞腐れたような声が飛んできた。


「さっきから、『あなた』ばっかなんだけど!? 私も頑張ったんだからね!」



「すいませんでした。

もちろん、『あなた方に』感謝しています。」

フィーナが妹に謝った。



(何不貞腐れてるんだ?

仲間外れにされたと思ったのか?)

そう思った俺に、

「違うと思いますよ♪」

とマリアが話してきた。



「勝手に思考を読まないでください・・・」


「はい♪」


カミニアイサレタヒトタチノセイチョウガハヤスギマス・・・


【完結】兄妹そろって断罪中のヒロインの中に入ってしまったのだが


【完結】兄妹そろって断罪されている息子を見守る王様の中に入ってしまったのだが


【完結】兄妹そろってハンターの中に入ったと思ったら俺だけかよ!!


【完結】ざまあ、してみたかった


【完結】ざまあ、してみたかったな2


【完結】ざまあ、してみたかったな3


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