37 ハヒフヘホォォォ!?
「事後承諾になっちゃったが、フィーナ、マリア、それでいいか?」
「かまいません。」
『かまわないわ。』
よかった。
『ただ、フィーナに怖い思いをさせたのだから、ゲンコツの1つはくれてあげたいです。あなたの言っていたパンチやキックの替わりです。』
なるほどね。
「どうされたのです?」
黙っている俺を不思議に思ったのか、フィーナが声をかけてきた。
「マリアがな、処刑なしでいいけれど、ゲンコツはしてやりたいってさ。」
あらあらといった表情で、フィーナが首を傾けた。
「じゃあ、私も・・・頬を打つぐらいはしたいです。」
お嬢様方のゲンコツにビンタか。
男達が反省するのにはちょうどいいかもな。
「処罰について、2つ追加を頼む。
フィーナの頬打ちと、マリアのゲンコツだ。その位は、しっかり喰らってやれ。全部話が終わった後によろしくな。」
王太子達は、神妙な顔で頷いたが、王太子より大きな反応を示した人物がいた。
国王だ。
腰を抜かしたように、しゃがみ込んでしまった。
「頬打ちにゲンコツだと。」
顔が青ざめている。
ナンダ?
「そういえば・・・」
フィーナが喋り始めた。
「私もこの方々も処刑されないのでしたら、コレはもう必要ありませんよね。」
そう言って、処刑台に置かれているギロチン台に触れた。
そして、手を振り上げると・・・
台を掌で打った。
目にも止まらない高速で。
ハッ?
打たれた場所が砕け飛んだ。
ヒッ?
もう一度、掌が打ち下ろされ、やはり同じように台が粉々になった。
フッ?
「フィーナ様・・・私にもやらせてください。」
俺の体=マリアが動いた。
そして、ギロチンの刃にゲンコツを入れた。
ヘッ?
そして、砕け散るギロチンの刃・・・
ホォォォォ!?
【完結】兄妹そろって断罪中のヒロインの中に入ってしまったのだが
【完結】兄妹そろって断罪されている息子を見守る王様の中に入ってしまったのだが
【完結】兄妹そろってハンターの中に入ったと思ったら俺だけかよ!!
【完結】ざまあ、してみたかった
【完結】ざまあ、してみたかったな2
【完結】ざまあ、してみたかったな3
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