24 身分や力
「それならば・・・これからも王太子達と一生を共にすると宣言できますね。
もちろん、今、ここにいる皆様の前でですよ。」
「・・・できます。」
「そうですか。これだけの方のまま宣言したら、もう引き返せませんが・・・大丈夫ですか?」
「・・・しつこい!」
オッ、ソレガホンライノクチョウカ?
大分、余裕がなくなっているな。
なら・・・
「王太子達が今の身分を失っても、皆で一生を共にすると言う事ですね。」
「えっ?」
レミーが絶句した。
「レミーさん。
これだけのことがあって、ライリー様が王太子のままでいられると思いますか?
動機もなく、証拠もなく、証言もなく、一方的に、元婚約者の、公爵家令嬢を、公開処刑しようとしたのですよ。
しかも、あなたと結ばれたいがためにです。
その非道をこれだけの人々が目の当たりにしました。そのような方を、皆は王太子として支えようとするでしょうか?
そして、取り巻きの方々も、王太子の非道を止めもせず、一緒になって処刑を進めていました。そのような方々に、国政を任せようと思うでしょうか?」
レミーが青ざめて震えている。
「そんなことって・・・
何でこんなことに・・・」
「国は国民に支えられてこそ成り立つもの。王族や貴族とはいえ、やりたい放題ができるわけではないのです。民のことを、皆の幸せを蔑ろにすれば、皆に見捨てられ、その立場を失います。
そうなっても、
王太子達が身分や力を失っても、
あなたは、一生、ライリー様達と添い遂げるのですか?」
長い長い沈黙。
皆の視線を集めている少女は
ついに一言も答えられなかった。
【完結】兄妹そろって断罪中のヒロインの中に入ってしまったのだが
【完結】兄妹そろって断罪されている息子を見守る王様の中に入ってしまったのだが
【完結】兄妹そろってハンターの中に入ったと思ったら俺だけかよ!!
【完結】ざまあ、してみたかった
【完結】ざまあ、してみたかったな2
【完結】ざまあ、してみたかったな3
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