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submerged

クリア日 11月18日。


水没都市探索アドベンチャー。

怪我をして意識を失っている弟を救うために、都市の上層部に残されている昔の救援物資を集めていくゲームです。


どことなくPS1のゲームを思い出させます。もちろんPS1にはこんな表現力ないのですが、全体的な雰囲気が、いろいろな実験作を市場に投入していたあの時代を思い出させます。


ゲームとしては戦闘のないアンチャーテッドといった感じでしょうか。

広い海原に林立するビル群のなかから有望そうなものを探して上まで登っていきます。

敵はおらず、戦闘もなければ難しいアクションもありません。

アンチャーテッドの探索パートのように、壁のへりを掴んでひたすら移動していくだけです。


このゲームは非常にテキストが少なく、だんだんと明らかになっていく主人公たちの過去や、世界の歴史もすべて絵で表現されています。テキストもゼロではありませんが、未来語で読めません。

これはどうも、字が読めないお子でもプレイできるように工夫されているようです。

広い世界をうろついていくだけで、難易度も低い作りです。


主人公は未開人ぽいですが、けっこうな医療知識はあるようで、弟の傷を縫ったりもできます。

今度は抗生物質が必要だ、次は鎮痛剤が必要だ、と廃墟のビルをクライミングして医療物資を集めていきます。

物資を集めていると、ここいら辺りは汚染地域なのか、主人公の体が緑色に変色していきます。

完全に無人の世界かと思いきや、汚染に対する耐性を獲得したらしい、体が緑色の水棲人たちがいて、主人公たちの様子を遠巻きに窺っています。


主人公はどうなるのか?

体が汚染されて水棲人になってしまうのか?

弟は助かるのか?


まあ幼児もプレイできるつくりになっているだけあって、トラウマになるような展開はありません。

慈愛と努力の尊さが表現されたつくりになっています。


水棲人や、この地域のイルカやクジラも少々グロテスクですが、みかけによらずフレンドリーです。

全体的に優しさがあるといってもいいでしょう。

世界は孤独のようでいて、無情ではないといいたいのかもしれません。


このゲームは音声も少なく、一言が十回と弟のうめき声しかありません。ですが声が完全に子供の声で、クレジットを見たらクリエイターと同じ姓の女の子が二人、声優としてクレジットされていました。

お子さんでしょうね。


難易度が低く、まったりプレイできます。

ゲームに疲れたときにプレイするゲームとしていいかもしれません。

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