STARWARS スコードロン
クリア日 11月8日。
スターファイター系スターウォーズゲーム。
戦闘機によるドッグファイトが主体。
プロローグはエピソード4のはじめころですが、そこから時間が経過して本編はエピソード6後の時間軸。
プレイヤーは新共和国側と帝国側、ふたりのパイロットを作って両方の視点からシナリオが展開します。
共和国側の仲間にはエイリアンもたくさんいるのに、帝国側は地球人タイプのキャラしかいないのが印象的です。
雰囲気作りはばっちり、スター・ウォーズの世界観に没入できます。
ゲームは宇宙空間におけるフライトシム。パワーをエンジンかレーザーに振り分けたり、シールドを強化する方向を操作できたりしますが、難易度最低でやってるぶんにはあまり気にする必要がありません。あくまで対人用のオプションといった感じです。
ミッションは単純なドッグファイトに終わらず、戦艦の装甲を破壊して中へ突入するとか、宇宙船の墓場で生きた動力源を探して機雷化するとか、飽きさせないような工夫が随所にみられます。
生きた動力源を探したり、目的の貨物を探したりするのに対象をスキャンしなければならないのですが、ただでさえオプションの多い操作系統なので、スキャンがなにボタンだったか忘れてしまったりして手詰まりになる場面もありました。
操作案内でもスキャンがなにボタンか書いてないんですよね。まあ後半にはすっかり覚えますが。
戦闘機は狭い格納庫でも、人が周りにいるのも気にしないでくるっと回転して出ていったりするので、垂直離着陸などもお手の物。空中に停止することもできます。
しかしなぜかバックはできないんですね。
ピンポイントで天地を指定しての攻撃目標があったりするので、バックができればかなり助かったのですが、いちいち大きく旋回しなければならなかったのが面倒でした。
ドリフトとかいう謎機動までできるのにバックができないなんて。
戦闘中は頻繁に通信が入り、攻撃目標がとつぜん変わったりするのですが、これが英語音声で字幕頼みなので、四割くらいは見逃します。それで攻撃目標が変わったのに気づかず、ゲームオーバーになることもありました。
ストーリーモードだとドッグファイトに負けることはなく、だいたい簡単なんですが、帝国側の終盤には裏技みたいな攻略をしなければならない場面があり、これは攻略動画を見るまでやりかたがわかりませんでした。ちょっと腹たちましたね。
シナリオはそこそこ出来が良く、共和国、帝国双方ともそれなりの勝利と損害があり、引き分けという感じに終わります。
どちらの側の主人公もいろいろ褒められますが、一人称視点なのでキャラ感は薄いです。
腹がたつ場面もありましたが、全体的にうまくまとまっていて、スター・ウォーズしている気分になれました。テーマミュージックが映画でおなじみのものなのも好感度高いです。
PS+には加入してないのでオンライン対戦はできませんが、ソロプレイでもじゅうぶん楽しめました。




