キャラクター紹介
更式奈月
『肉体的に幼児退行する呪い』にかかっている。呪いのこともあり他人とは関わらないようにしているが、人をからかうのが趣味。京平に呪いのことを知られ、呪いを解くために活動する『呪い部』という部活を作ることで京平が逃げられないよう画策する。
2年一組。
鈴鳴京平
何の呪いにもかかっていない。本人は否定しているが人と関わることに重要性を見出している。奈月に興味を持ったために呪いについて知ってしまう。奈月が呪い部を作り、呪いを解きたいという気持ちを助けたいと思い呪い部に入る。その後も呪い部をきっかけに『呪い持ち』と出会っていく。6月に『入れ替わりの呪い』にかかる。
2年一組。
尊島詩乃莉
『偶発的に衣服が脱げる呪い』にかかっている。小さな身長に似合わぬグラマラスな体型と呪いのせいで学校の男子からはエロい目で見られがち。あるトラブルをきっかけに呪い部に入り、京平に恋心を抱くが、呪いに『好きな異性に対して性的な事故が起きる』という性質があったために京平を呪いに巻き込んでしまう。しかし本人はそのことに気付いていない。
1年六組。
灰岡良刀
『影が薄くなる呪い』にかかっている。イケメンで勉強も運動もできて優しいという女子にモテる要素を多分に持っているが呪いのせいでその存在を気付かれることが少ない。自分から声をかければ相手も気付くが相手から気付くことはできない。元々目立ちたがるタイプではなかったため呪いに関しては興味がないが、京平達に興味を持ち、呪い部に入る。
3年四組。
千歳川遥那
『急に意識を失う呪い』にかかっている。周りからは寝ているようにしか見えなく、実際寝ているのと変わらない影響しかない。真面目な性格で美人なため、告白される事も多かったが呪いにかかってからは不真面目だと周りから奇異の目で見られるようになり、教師からも要注意人物と目をつけられてしまう。良刀とは幼馴染みで、唯一良刀を見つけられる。良刀に好意を持っているが良刀と京平はそのことに気付いていない。
3年一組。
鳥羽愛澄
京平と気心が知れている女友達。誰にでも気さくでノリが良く、よく京平と漫才じみた会話をして楽しんでいる。
2年一組。
川端小百合
喫茶店『はごろも』の店長。学生時代、友達に呪いを掛けてしまい、そのことを後悔する。呪いを掛けた友達に懺悔する。
宇佐見麻
喫茶店『はごろも』の厨房担当。小百合とは高校以来の友人。『動物になる呪い』に掛かっていた。なる動物、特定の動物になっている期間は決まっていなかったが、人間に戻ることだけはできなかった。小百合の懺悔により呪いが解け、今では自由に自分の思い通りの動物に変身できる。
坂木棗
神楽木学園生徒会副会長。真面目な性格で融通が利かないタイプ。美園とは幼馴染で、一方的にからかわれて困っているが、そんな彼女に恋心も抱いている。
3年六組。
高枝美園
ビッチ。真性のド変態。(奈月談)
他人をからかう事に快感を覚えるタイプ。優しそうな顔をしてやってる事は他人を困らせる事ばかり。ついでに神楽木学園生徒会長。
3年六組。
真木早苗
神楽木学園生徒会書記。文字を書くこととタイピングが得意。他人との会話や他人そのものを煩わしく思っているために、他人とのコミュニケーションは基本メールや文書で行うが、周りからはシャイなことが理由と思われている。中学の時の見学で棗に憧れ、神楽木学園に入学し、棗がいるという理由で生徒会に入る。美園のことを敵視している。
1年一組。
花屋敷龍己
神楽木学園生徒会会計。男でありながら日常的に女性の格好をしているいわゆる男の娘。しかし女性になりたい願望があったり似合うから周りに無理矢理着せられるわけではなく、可愛い物が好きで可愛くなりたいと努力して可愛い格好をしている。要するに女装癖。そんな趣味を持ちながら性格は男らしく、周りからすれば変わり者。早苗の事を自分の理想の可愛さとし、なんとか仲良くなりたいが、早苗からは毛嫌いされて落ち込む。
1年二組。