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万の明け暮れ  作者: No.013
1/1

《 ある少女の話 》

《 No.01 ある少女の話 》



「○○待ちなさい!」


「お願い!待って○○!」




私の名前を、

泣きながら叫んでいる。



「お父さん。」



風が強く吹き付ける。



「お母さん。」



足が少し竦んだ。



「今まで、ありがとう。」


【涙】が溢れた。

精一杯の【最後】の笑顔。





世界が逆さまになる。






意識が遠のいていく。








…さようなら。











私はこの日、死にました。









小さな国の。小さな町で。

一人の少女が死にました。


11月10日の月が綺麗な夜でした。


その夜は誰かにとっては

忘れられない夜となり。


誰かにとっては

いつもとなんら変わらぬ夜でした。

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