表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

突然、俺の前に見知らぬ少女が!

ある日の事、家に帰り 自分の部屋に入ると誰かが俺のベットに寝ていた…

「え、なんで俺のベットに」と思いおそるおそる近づき布団をめくると

身長 156㎝くらい 年は俺とそう変わらないだろう

ちなみに俺は16だ。

髪の色は真っ黒のストレート 服装はまあシンプルって感じだが

色が統一されており髪の色と同じ黒一色である。黒が好きなんだなと思う半面がこれは

やり過ぎだろうと内心で思うが続ける

痩せ型で 胸の所はあまり発育がよさそうではない

いけないこれは彼女に対して失礼だ。まあ他にも思うことは色々あるがひとまずこの辺にしておこう

なんと見ず知らずの少女が僕のベットに寝ているではないかとのんきに思うが

それよりもこれは非常にまずい状況だと思った。と言っても何がまずいかというと

狭い部屋に見知らぬ少女と二人だけという事もあるのだが

もっと根本的にまずいことがある。

それは、親や妹ににこんなところを見られてしまうことだ。

と頭の中で考えを巡らせ 

早速、彼女を起こすことを試みた

「おい、起きろここで何をしているんだ」

彼女はいっこうに起きようとしない

「くそ、こうなったら」

と俺が毎朝、妹にやられていることを最後の手段として…

思いっきり頬をつねってやった

すると…

「うぅ〜ん、痛いよ〜」と可愛らしい少女の声がした

幼さが残る見た目からして少し低めのしかしはっきりとした言葉が彼女の口から出た。

「やっと起きたか、おい いったい君は誰なんだ どこから来た」と

問を掛ける俺に対して彼女は

「う〜ん あなた誰?私なんでここにいるの?」

おいおいそれはこちらのセリフだと思うがまずは俺からかと少し反省し

面倒だが仕方ないかと思い自己紹介を始めた

「俺は、この家に住む詩音だ」

と自己紹介を簡単に済ませたら改めて彼女のことを聞いてみた

「で、君は誰なんだなぜ俺のベットで寝ている」

すると彼女はまたしても面倒な事を口にした

「私、う〜んとねう〜んと 分からない」

ものすごく可愛く言うので一瞬今の言葉が飛びかけたが無理やり引き戻す

「え、分からないってどういう事だ?まさかなんでここにいるのかが分からないか?」

と、なにふざけたことを言っているんだと思ったがこれだけではなかった

「ねえねえお兄ちゃん私の名前知ってる?」

は?、この子なに言っているんだ「私の名前知ってる?」おいおい勘弁してくれよ

私、記憶喪失なのとでも言うつもりかこの子は

馬鹿げているこんなのただのいたずらだな こんな事をするのは、あいつか

真っ先に思いあたったのは 妹だ!

俺の妹はいつも俺の気を引こうとちょっかいをかけてくる

しかも今日のは手が込んでいる妹の奴こんな可愛い子を巻き込んでまでこんな大がかりなことをしやっがって

どれだけ俺にかまってほしいんだよ

などと嬉しくはなくはないのだがこれはやり過ぎだろう。

そう思い「おい、これはどういうことだ」と彼女を連れて妹の部屋に乗り込んだ。

しかし、乗り込んだのはいいがこれは俺が考えていた展開とは遠いものだった。

妹は急に何?と言わんばかりの表情をしていたからだ

え、どういう事だこうやってあっさり「どうだったびっくりしたでしょ」で終わりじゃないのか

俺は、まだ演技しているんだと思い「手の込んだ事をやってくれたな」と苦笑しながら言った。

しかしまたしても俺の想像を超える言葉が返ってきた

「ああ、お帰りっていうか急にどうしたの?」

「え、だってこの子お前の友達だろう?」

「この子って誰?」

「はっ?」

意味が分からないこいつは何を言っているんだ

さすがにそれはないんじゃないかと思いもう一度聞いた

「おいおい、お前さすがにそれは…」

「大丈夫?壊れたの?私が添い寝してあげようか」

え、何?これどういうことだ妹にはこの子が見えていないとでも

しばらく硬直しているとッと言っても2秒くらいだが

ずっと静かだった彼女が急に「まだ…眠い…お休み…」と言い俺の部屋へ戻って行ってしまった。

「え、ちょっとまっ」間に合わなかった

俺は妹に「いや、なんでもない」とだけ言い妹の部屋を後にして急いで俺の部屋へ向かった

その時の妹は「変なお兄ちゃん」と不思議そうな顔で言っていた。

 俺が部屋へ戻ると彼女はもう寝ていた

「どんだけ早いんだよ!」と突っ込みを入れたくなるが抑えて

もう一度、起こし彼女のことを聞くことにした。

                                              (つづく)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ