―chapter8 エピローグ―
どーも、久しぶり! 山田アクジだ。
あの戦闘から二週間が経った。俺としては、あの後から一週間後に目が覚めたので、そこまで経った気がしないのだけど。
あの戦闘の後で、俺たちがどうなったのかとか、気になる人もいるんではないだろうかと思うので、順を追って話そうと思う。
まずはあの幼馴染、銀子の処罰の問題に関して。
結果を言うと、無事大総統は俺たちの結果に満足をした。これで銀子はお咎めなしとなり、その地位も回復した。
特に評価されたのは、まず今回の戦闘でアーマーズの新メンバー、ピンクの戦闘データが早々に取れたこと。そして、俺が倒れた後の、銀子が奮闘してアーマーズを追い込んだことだった。
俺はあまり活躍などしていないのだがなぜか今回の件で、一時的なものだった銀子の部隊への移動が本決定され、晴れて正式な部隊員に組み込まれた。
あとその他のことだけど、目が覚めると俺の周りで変化が起きていた。
一番変わったのは、やはり銀子だろう。
俺が倒れた後で劇的な心境の変化があったらしく、余りベタベタしなくなった。今まであれだけ人目もはばからずにしていたのに何故かを聞くと、本人は「自分のことは自分でしたいようになったから」だと答えていた。 良いことだと思う。
もっとも、俺が眠り込んでいた一週間はずっと引っ付き虫だったらしいが。
そういえば。銀子から聞いたのだが、俺が倒れたことをすぐに捺香のところへ連絡をしたら、彼女も軽い怪我で入院していたらしい。捺香は俺が目覚めるころにはすっかり全快していて、俺は一度も見舞いに行けてないことを悔やんだりした。
俺にも変化があった。リハビリの名目で身体能力を測定したら、下がるどころかパワーアップしていた。握力とかでも、測ったら以前と比べて数値が一ケタ高い位に。
俺の変化の理由をを銀子は知っていた風だったが、「そのうちにね」とはぐらかされてしまった。
これで近況報告は以上。あとは特に述べることもない。
………あ!
…………そういえば一つ、最近計画を進めている大仕事があったんだった。
今、俺たちがしている計画それは――、
『エマージェンシー、エマージェンシー。シニードリン直属部隊戦闘員の山田アクジさん。大総統閣下がお呼びしています。至急奥の間に来てください』
おっと、ここまでだな。
次、機会があったら続きを話すからさ。
今日はここまでということで……、じゃあなっ!
第一話最後の投稿がこれにて完了しました。ここまで見てくれた人に感謝感激雨霰!
さて、これからのことですが。まずは番外編を投稿しようかなと思っています。
明日か明後日には、詳細をまとめたものと、第二話の次回予告をマイページの活動報告に載せとこうと思います。
いろいろと至らない作者ですが今後ともよろしくお願いします。〆




