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1日練習はご機嫌斜め

 チーちゃんは応接間を出るとそのまま部室に向った。

「よしっ! 練習開始!」

チーちゃんがそう声をかけたが、誰も反応しない。なんで反応しないのか理由が分かってるから代表として俺が変わりに言った。

「チーちゃん。授業は?」

そう。俺達は高校生なのだ。授業ができないのは困る。

「大丈夫。皆の隣の席の人にノートは書いてもらってるし、もし授業の内容を直で聞きたい人は個人授業があるからね」

……そこまでするか、普通。まっ、チーちゃんがそこまでやるってことはそこまでやらないと勝てないのは事実っぽいし。

「なら安心ッス。皆、練習しよーぜ」

寿先輩の発言で皆動いた。基本的に卓球用品を入れている鞄は部室に置いてあるので練習に支障はない。

「森崎、俺とやるか?」

大鉄先輩が森崎先輩に声をかけた。

「ういーっす」

「じゃぁ、村井! 俺とやろーぜ」

荒木先輩が俺に声をかけた来た。

「OKです」

んで、自然に服部先輩と寿先輩になる。

 「お願いします!」

俺は荒木先輩に一礼した。

「いくぜ?」

荒木先輩はサーブを打つ準備をする。荒木先輩のサーブは独特で、トスが高い。その分、サーブのスピードが上がる。このサーブを返すだけでも一苦労だ。でも、俺だって負けるわけにはいけない。俺はそれを絶妙な加減で返した。   まぁ、後は昨日と同じで、練習は続く。今日は2時間目から放課後練習までのぶっ続けだったから、体力的にはいつも以上にきつかった。昼飯は購買で買った。

 

 「疲れたぁ!」

俺は家に着くなり声を上げた。エナメルを下ろすと、リビングに体を運んだ。

「ふぅ」

冷蔵庫から水を取るか、そのままソファで寝るか迷った挙句、冷蔵庫を選んだ。

「うめぇ……」

水を口に含むと、一気に疲れが襲った。

「ヤバッ……」

俺は眠気を感じて、ソファに倒れた。その時ケータイが鳴ってたけど、気に出来る体力はなかった。

 「ん……?」

どのくらい寝ていたのか分からない精神状態の中で、ケータイが鳴っているのを感じた。俺がケータイを開くと、着信履歴には『チーちゃん』という表示が13件あった。時間を見ると帰ってきてからまだ30分しか経っていない。

「これじゃぁ、疲れとれないよな」

そんなことを言っていると、またケータイが鳴った。

「もしもし?」

「あぁ! やっとでたぁ。チーちゃんにお話があります。私が帰るまで起きててね!」

チーちゃんの声はいつもに増して真剣な声だった。

「何だよ。今話せばいいじゃん」

「駄目なの!」

「そうですか……」

これ以上言っても無駄だと思った俺は、通話をそこで半強制的に切った。これは自分でも思うことだけど、俺は疲れているときは非常に機嫌が悪い。

少し文におかしいところがあったと思います。これからはそういうことがないように頑張りますので、よろしくお願いします。

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