43.闘い?のあと
廊下を歩くダイルの横に近づく影。
「ダイル殿、聞きましたぞ!コバと師弟関係を結ばれたと・・・!生意気な貧相魔法使いをビビらせてやるぞおおおぉ!と息巻いておられたではありませんか」
「ムッ?!貴様は骨骨ヒョロヒョロではないか!」
「あんたから見たら筋肉ないやつはみんな骨だけなんかい!レイディさんの参謀のヒョイです、ヒョイ。ってなんですかその腕のもじゃもじゃは」
「グロッキーだ!我ら部隊全員に配り飼育させておる!ねえ?グロッキーちゃん?」
(元気そうだがカクカク動いているな。名前の通り病気なんだろうか)
「・・・・骨骨よ、コバはこの魔術以外にも見どころがある男なのだ」
「なんですかその地獄女性デュエットみたいな名前。・・・・見どころ??」
「コバは避けたつもりのようだが、間違いなく俺の一撃は当たっていたのだ」
ダイルの両手の爪に何か所かヒビが。血豆ができ変色している部分も見られる。
「えええ!!あの赤クリスタルにさえ傷をつけられるダイルさんの爪が?!」
「魔王様が強化している様子はなかった・・・あとはわかるな?」
「・・・・。これからどうされるのですか??」
「もちろん完全に信用しわけではない。魔王様に悪い影響があってはと思ったが、なにやら今も楽しそうにしておるぞ。俺も今から向かうところだ」
「ふむ・・・。それではコバ殿がよからぬ動きを見せた場合は」
「グロッキーちゃんー?お腹がしゅいたのでしゅかー?これでも食べましゅかー?」
(この魔王軍大丈夫なんだろうか・・・)




