引っ越し(?)前夜
おはにちは!サスケだよ!
結局のところ、一年間の貸し出しということで決着がついたらしい。
今は引っ越し(?)前夜だからと、語り明かす構えのお嬢様と向き合っている。
まぁ、この身体じゃ向き合うも何も無いけど…
なんかね?いいお酒(言ってなかったと思うが、酒はアホみたいに高い…最低で六桁)を持ち出して、晩酌の構えまでしてる。
このお嬢様はどうやら泣き上戸らしい。
姫様にも動じなかった使用人がオロオロしてらぁ…
俺は泣きながらの愚痴と言うかつてない精神攻撃を受けて、正直かなりまいってる。
それでも、このお嬢様は他人に内面を見せることはないと知っている身としては、嬉しかったりもする。
それに、今まで語ってくれなかったことも随分聞けた。
俺の人気は、誰も知らないことを知ってるだろうから、それを引き出して手柄をたてようとしていた、ということらしい。
ただ、このお嬢様とか、一部の人達は俺そのものを見てくれていたとのことだ。
客の扱いの差はそこだったんだな…
まぁ、いろいろ聞けたが、どうやら俺はこのお嬢様に買われてよかったらしい。
他に買われていたら十中八九殺されていただろうってさ。
あの学者は微妙なところだそうだ。
ま、何はともあれ、明日からは話せるようになるんだし、今までのお礼ってことでいろいろしゃべっちゃおう。




