第4話
蘭
「コナン君、新一なんだよね。もう分かってるんだから…。」
コナン(……………ばれた……!?)
ジン
「工藤新一…お前は自分の女を危険にさらし、お前がこの女を殺したんだ……。」
蘭
「新一――――――!」
コナン
「ら――――――――――ん!!」
ドーン!!
その場に蘭は倒れ辺り一面には血が飛び散っていた
コナン
「ら―――――ん!!!」
コナンは、布団の上にいた。
コナン
「はぁ…はぁ…はぁ…はぁ……。夢か……。少し散歩してくるか…。」
(♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜)
蘭の携帯が鳴った。
蘭
「はい、もしもし…。」
蘭は眠気眼で携帯に出た。
蘭
「どちら様ですか?……。」
新一
「おう!蘭…。俺だ…。」
蘭
「新一!?ホントに新一なの!?」
新一
「なんだ?俺の声忘れちまったのか?」
蘭
「そうじゃないよ…。最近連絡なかったから心配してたんだよ?」
新一
「悪りぃな…例の事件が忙しくてな…」
コナンは旅館の公衆電話で蘭に電話していた。
和葉
「早よ朝ならんかなぁ〜。蘭ちゃんと早よ泳ぎたいで…!」
ちょうどその時、和葉は二度目の温泉に入り、部屋に戻ろうとしていた…。
和葉
「一日泳いだる〜!!……………ん?」
その時、誰かの話声が聞こえた。
和葉
「誰やろ!?こんな時間に……。」
そして和葉は声のする方へ近付いて行き、コナンが公衆電話で誰かに電話しているのを見た。
和葉
「コナン君?誰に電話してんのやろ?」
蘭
「あまり無理しないでよ?」
新一
「おう!蘭も腹出して寝るんじゃねぇぞ……。」
和葉
「蘭!?蘭ちゃんに?それにあの声って……?」
蘭
「は、腹なんか出してないわよ!馬鹿!!…………………………新一……」
新一
「あん?どした?」
蘭
「………会いたいよ……。早く帰って来てよ……。」
新一
「…………蘭。」
蘭
「…………………馬鹿!冗談よ!!何、間に受けてんのよ!体に気を付けるのよ。」
新一
「………あ、おう!蘭もな!…じゃ、まだ事件の調査あるから…。また明日のこの時間に電話するからよ………。」
蘭
「うん……わかった。おやすみ…。新一……」
新一
「……じゃな…。」
和葉
「あっ、やばっ!!」
そして和葉は部屋に戻り蘭にこの事を話した。