目次 次へ PR 1/22 序章① あたしの名前はルゥシーベル あたしの名前はルゥシーベル。 親しい人は“ルゥ”って呼ぶよ。 スラムの片隅で生きてる。 あたしの身体は半分機械。 ここらじゃ珍しくないメカ娘。 機械になった理由は人によって様々だね。 身体の一部を売ったヤツ、身体強化したヤツ、ヤブ医者に治療と称して改造されたヤツ、遠い星々の世界に憧れたヤツ。 あたしの場合は、想像に任せるよ。 ここは空が見えない街、ネオンが息をするように明滅し、昼も夜もなく、ただ永遠に続く薄暗がりの世界なんだ。