複雑な気持ち
退職するにあたって、最終勤務日1週間前からお世話になった方々に挨拶をしている。
挨拶をしていく中で質問をよくされる。
その多くが「子どもはどうしたの?」と「仕事はどうして辞めるの?」である。
年齢や結婚の有無がこうした質問をさせるのだろうか?
子どもは諦めました。仕事はいろいろあって辞めることにしました。
言葉にしたら、何故か悲しくなって。
何が悲しいのかわからないけど。
子どもは旦那と話し合って諦めた。
里親、精子ドナー、いろんなことを調べて自分達で考えて決断した。
仕事は上司と話し合って辞めることにした。
私はこの決断を何故悲しいと思うのだろう?
何が悲しいのだろう?
悲しいまま帰宅して、ごはんを食べて、寝た。
旦那にワガママを言って、数分間手を繋いで寝てもらったら安心した。
※【旦那はあまりベタベタされるのが好きではないので数分間しか手を繋げないのです_(:3 」∠)_】←こっちの方が悲しいか?笑
手を繋いだ数分間。
幸せは小さくてもいいと思えた。
小さい幸せも大きな幸せも幸せに変わりはないのだから。
多分、不安だったんだと思う。
子どもがいて当たり前、仕事を続けて当たり前。
人の当たり前に、勝手に不安になっていたんだと思う。
人に何かを言われて悲しんだり、人と比べるのは辞めようと思ったのだった。
私は私なんだ。




