第八十五話 咎の箱船
自分の国を大切と想う事は、どういう事なんだろう
そう考える日々です
電子キー03.60.a.63.980gaaは何を現しているでしょう〜〜
敷島の背中を包む影
薄いオーガンジーのベールが静かに落とされ、目の前をくらます
粉川と『こんごう』は懸命に手を伸ばして走っていた
溶けるように迫る闇の壁、通路のように伸びねじ曲がってゆく画面
敷島のきつく結ばれた唇、短くまとめた金色の髪と…何かに思い当たった青い瞳が今一度消えてゆく二人との距離に顔を向けた
答えなのか?問いなのか?睨む視線は静かに言う
「三笠、お前は本当に三笠なのか?」
歪む蜃気楼の中に立たされ、足場を崩れた粉川が懸命に手を挙げた瞬間、世界は星の瞬く夜の下に変わっていた
落ちてゆく降下のトンネルに体を引き延ばされ、千切られる感覚が鼓膜を圧迫した空間から放り出された粉川は息も絶え絶えだった
背中を丸め、ヘリコプター甲板の上で何度も頭を打ち付けて短く刈り込んだ頭を掻きむしった
なにより体の節々にかかった痛みで立ち上がる事はおろか、声さえ掠れるような状態で
「ここは…」
四つん這いよりも低い位置から空に手を伸ばすように、掴もうとしていた敷島の肩の位置にガタガタに痺れ震えた手が泳いで、空気を確かめるように動かしながらも
懸命に肺を動かした
臓器を押し上げる痛みが体の隅々まで支配しそのままもう一度頭を甲板に打ち付けた
掠れというよりも唸り、口をふさぎながらも息をするために鼻を開いた粉川の姿に『こんごう』は手を引き起こすと、船縁に引きずった
「吐け!!吐き出せ!!」
叩く手が背中を押して、粉川の体の中につっかえていた圧力の塊は喉を駆け上がり、ポンプのように口から飛び出した。先ほど頂いた『いかづち』の料理を海に向かってぶちまけた
圧迫が顔を押しつぶす勢いの中、口に登った力で顔を引っ張られると押され鼻が血を噴き、何度も頭を振るが瓶詰めにされてシェイクの直撃をうけた感覚で嗚咽のまま頭をうなだれる
立つ事ままならぬ粉川の背中を支えていた『こんごう』は、コーパスクリスティーに向かって踵をかえしていた
「マリア!!」
茶色の長い髪を揺らし、勢いよく振り向く
「どうして、幕を下ろした?あの先に答えがあったかもしれないのに!!」
現の世と別の時間で見た敷島の尖った視線、刃物の様な目の中にあった疑問は答えを出す前に終わってしまった
後一歩が足りなかった記憶の旅に『こんごう』は戻りたいと心底考えていた
長い足が真っ直ぐに、月の光を受け髪を逆立てている聖女を捕まえると
「もう一度!!頼む!!もう一度あそこに行かせてくれ!!」
「そうだ!!どうしてこんな中途半端な…」
涙と鼻血のまま、口元を抑えた粉川も座り込んだままで聞いた
自分の身を気遣い背を叩いてくれたとはいえ、やはり『こんごう』はそれ以上の答えに近づきたいと考えており、粉川もまた自分の体の事以上にそれが大切だったが
「貴方が耐えられないから」
『こんごう』に肩を揺さぶられたコーパスクリスティーの目は見開かれたまま、やはりの答えを告げた
銀色に輝く輪郭の目の中、芯の部分が点のように浮いて瞬きをする
ただ一点の粉川を見つめて冷たく冷えた肌の下、赤い唇は繰り返した
「人にはこれ以上の時間は耐えられない、彼は限界のところにいた」
肩にかけられていた『こんごう』の手を払うと、逆立っていた銀色の髪を整える
儀式が終わり、通常の姿に戻る黒髪を撫でて粉川に聞いた
「はっきりと景色が見えなかった…そうじゃないですか?」
襟を立たすコーパスクリスティー
『こんごう』は自分の前に立つ彼女にも疲労が出ている事を理解した
月明かりの柔らかい光の中ではわかりにくかったが、白い肌がくすんでいる。青色を混ぜた落ち込みのカラーを纏った顔色
『こんごう』に捕まれた服を直す仕草の中で、痺れを残している指先が触れた
「確かにぼんやりした感じでしたが、あそこに、真実があるのかもしれないんです」
粉川は自らも痙攣し瞼を何度も上げ下げしている目を懸命に開くと
「ぼくは正しい答えを知りたいんです」
自分が、自分の求める答えに必死になっている事を、『こんごう』に見られているというのに気がつけないほど焦って聞くが
今まで、人が踏み込んだ事のない領域への道を開いた妖精は明らかに疲れていた
懇願の人を見つめながら
口から流す不規則な呼吸音が名の音の中に混ぜると、一度咳払いをして
「貴方の見た画、輪郭のない曖昧さが人の歴史認識に似ているように、時を詠もうとも得られる答えに正邪がないのが流れある世界の当然の形なのです。真実の答えなど知りようもないのです」
曖昧である認識
見たものがそのまま正しいとは言えないという事はわかる、後の時代を生きて歴史を論ずるにはあまりに偏った思いが邪魔をするだけだから
確実さを手に入れるために記憶を遡りたいと言うが、それさえ個人の記憶という記録に過ぎないと
説得の中でも粉川は引き下がれないという気迫で体の各所を叩く
流れているからこそ、流された源流に繋がるものがある。繋ぐ糸があるというのもまた事実ではないかと
額をさすり痛み和らげるような目
「…でも、霞んだままでも見る事は出来ました。僕にはその先が必要なんです」
哀願にも似た言葉に灰鉄の瞳は顔をそらすと、変わらず穏やかな波を寄せる湾を見回した
「そう、過去を見る事は出来た。糸を探すもできてた。でも…いずれにしろそれが人の限界ですから、無理なものは無理」
背中を向けた聖女の姿に
まだ立ち上がれず肩で息を整える態勢に入った粉川は諦められなかった
諦められる訳がなかった
三笠の名前と、その不可思議をどうしても知りたかった。その思いはおそらく『こんごう』を上回っていた
苦笑い、片目をつぶって自分の胸を押さえると、体をきしませる雑音を気取られないように丁寧にコーパスクリスティーに返事した
「鍛えてはいたのですがこの始末、申し訳ありませんでした。でもすぐに戻ります」
無理をしてでも体を起こし立ち上がる
「少し休んだら、もう一度あそこに連れて行ってください」
「頼む!!もう一度私達を連れて行ってくれ!!」
粉川のとなりに絶っていた『こんごう』の拳は強く握られ震えていた
閉ざされていた記憶への道、忘れる事の出来ない大切な人の名前、今まで知りようのなかった終焉の日
実は帝国海軍の魂こそが海自に、自分達の思いと魂の繋がる道を準備していたのではないかという疑念は『こんごう』が今まで生なんできた全てを覆していた
「次に産まれる魂達に…」
歯ぎしりと荒い息と…涙の瞳はコーパスクリスティーを睨らむという嘆願をしていた
戦争が終わればそこで全てが終わって時が止まるわけではない
終わった戦争、それからの日々を生きた艦魂達がいた。自分達の生きた記録を残そうとしていた
記憶の中、敷島が懸命に記録をとり続けていたのは何故?記録をとる理由は一つだ
「私達につなげるために生きていた…」
苦しみの息の下で言葉がボロボロになってこぼれる
涙を止められないまま拳を握る
常磐が自分の集めてきた本の譲渡をしたという事は、受けてる側がまだ生きていたという事でもあり
生きながらの死という結末を持っても繋がりを信じた涼月がいたという事は、それでも願った繋がりがあったという事
記憶の中の帝国海軍艦魂達は誰もが思いを残していたという事実の前で、何故現在に続く断絶があるのか?、どうしてそんな結果が産まれたのか?という大きな疑問にぶち当たっり、長居髪を振り乱した
立ち上がった粉川のよろめく体を『こんごう』は力強く支えると
「マリア、頼む。私は知りたい!!先人達の想いをもっと知りたいんだ!!」
決して切れてしまう事を望まなかった姉達の言葉は『こんごう』の心も大きく揺さぶっていた
「いつか私の本を…」
宝を残していったという常磐の話で、それに並ぶ絆を見つけなければならないという使命に心は燃えていた
「姉さん達は思いを残していったんだ!!その糸がどこにあるかを知る義務がある!!」
高く吠える孤高の魂の前、コーパスクリスティーもまた月を見つめながら
「わかっています。でもこれ以上は…人には…無理…、私にも…」
『こんごう』の力強い声に、甘い響きのある声が上乗せされて否定をした
冷徹な顔ではなく月明かりの下に輝く銀の目には苦悶が浮かべて
表情乏しく、いつもうっすらとした笑みを浮かべているコーパスクリスティーは顔を空に向けたまま、悲しそうに返事した
「次に、この人を水の記憶に誘えば意識が世界から離れてしまう。人は個別の魂として器を持って産まれる生き物であるが故に「水の流れ」に添う事は出来ないのだから」
「大丈夫です!!ぼくは絶対に大丈夫ですから」
引き下がれない意思が無理矢理にでも体を前に進ませる
相方の引きずる足取りを『こんごう』が支えて叫ぶ
「粉川が行けないのならば、私だけでも!!」
「『こんごう』……」
「私が全てを知り、全てを伝えるから!!」
粉川の肩を抱き、お互いが同じ思いを持っているのならば自分がそれを負担しようと、透き通る冷めた空の下で叫んだ
「そこまでにして頂きたい」
二人の必死の言葉を切ったのはクーン(カーティス・ウィルバー艦魂)だった
いつの間に降り立ったのか、合衆国海軍黒の軍装に映えるシルバーアッシュの短髪は鋭く尖った青い眼で、『こんごう』達とコーパスクリスティーの間に舞い降りると
「コーパスクリスティー大佐、アイゼンハワー司令がお呼びです」
正しく肘を立てた敬礼をした
さわぐなという睨みは『こんごう』達に背を向けてコーパスクリスティーと顔を合わせると、小さく首を振った
「マリア…危険な事をしないで、貴女を必要としている魂は日本の魂だけじゃない、合衆国の魂にこそ多くいる事をわすれないで」
波音に消される程の小さな電信を飛ばすと、眉を下げた泣きそうな顔で
弱った体に息を落ち着け、静かな目線を送るコーパスクリスティーに告げた
「さあ、すぐに移動をお願いします」
手を引かれ退場を促される聖女の肩を『こんごう』は掴みあげようとするが、もう一つの輝きが受け止める
「『こんごう』大佐(一佐)、このあたりで」
同じぐらいの体格、エセックスのいない佐世保を守護する魂ジュノーが手を取り上げた
歓迎会で見せていたふざけた眼差しはなく、規律の前の壁足らんとす態度は言葉はなくとも礼儀を要求する青い瞳を輝かす
「失礼しました。ですが、どうか」
米海軍の将官からの出頭をかけられたコーパスクリスティーの背中になんとか縋ろうとする顔に、手と厳しい視線による制止
「今日はここまでで。騒ぎを私達はのぞんでいない」
ジュノー、後ろに控える部下二人は起立した姿勢で見る
張り詰める波の間に、背中を向けたままのコーパスクリスティーは重い息を吐き出すと、最後の導きを与えた
「Miss diamond…いいえ『こんごう』大佐(一佐)…答えへの鍵は貴女の元に有るはず、みんな貴女に託していった事を忘れないで」
「私に…」
託されたという言葉と共に『こんごう』は自分の胸ポケットを抑えた
暖かに光滴の宝は、矢矧の願い、雪風の願い、そして涼月と敷島の願いを折り重ね輝きと暖かさを増していた
「コーパスクリスティー…マリア…」
胸を押さえまるで祈るような姿となった『こんごう』
「ここから先は…私に与えられた使命…」結んだ口の奥に誓いを噛む
疲れに落とされた肩、米海軍艦魂の中にあってはひときは線も細くみえる聖女は、静かに頭を揺らす
背中越し、見なくとも己のゆく道を定めた魂の強さを確信して
「進みなさい」
背中を押す最後の一言の前に光の輪を大きく現した
くコーパスクリスティーが現したのではなく、控えていた者達が力を使ったのか、通常よりも大きく、まるで銀河の流れが現れる中を足は進む。雨粒を落とす真円に向かい、軽やかな背は揺れて
小さな声は自分の抑えていた胸に語りかけていた
「……これでいいかしら?」
聖者の妻は粛々と光りの橋を渡り、佐世保港に静かな夜が再び訪れた
司令旗艦アイゼンハワーの持つ個人の部屋というものはなかった
演習の時に集まった横長の大部屋、寝静まったグループルームが彼女の持つ唯一の部屋だった
横に大きなグラスエリア、真ん中にトイテーブル。アイゼンハワー本艦に作られている喫茶室を模した作りで、青く塗られたプラスティックボードと模造木を組み合わせた大きめのリビング
広すぎる空間の真ん中にコの字型を作ったソファー、その真ん中に彼女は座っていた
灯りは小さな艦内灯のみで大きすぎる部屋の四方までを照らすには足らず、月明かりを取り込む窓からの光がメイン照明となっている
隣に置かれたローボードーの上、星の輝きを柔らかく返すクリスタルのカードを細めた目で眺めながら
数分前、共の者達につれられやってきたコーパスクリスティーの顔に疲れを見たアイゼンハワーは、カーティス・ウィルバー艦魂クーンに彼女のためにレモンティーを作るよう指示して部屋の外に送り出していた
先ほどまで尖っていた上官の態度から何かを読み取ろうとしていたクーンの不安な背をよそに
涼しげな青い瞳は月明かりの下に輝くと
「早く返って来てね」と軽い口調で態度を変えることなく、自分の対面のイスにコーパスクリスティーを座らせると
金色の緩いカールの髪を揺らしながら自分の頭を指差し
「座って、キティちゃんから電信が来てるの。私宛のと、貴女へのが」
感情を読み取りにくい軽いトーンで口を尖らせて見せた
「もぅ、キティちゃんたら貴女が横須賀に寄らないとわかって相当我慢してたみたいなんだけど、辛抱たまらずってところかしら?佐世保にいるうちがチャンスと狙ったみたいに山ほどの手紙を送ってきたのよ」
イスにすわり足を振り子のように揺らす
「ホーク大将には三年ほどお会いしてませんでしたから」
子供のように、目の前に置かれたポテトチップスを口に運ぶ司令艦
コーパスクリスティーは目を閉じ、自分の教え子を思い出して……薄く銀色の輪郭を見せる
物静かな対応をする相手の前、アイゼンハワーは変わらぬ愛嬌良い目で「どうぞ」と皿を押して
「あの子はここから(太平洋の半分と日本海側及びインド洋)向こうが仕事場だから滅多にハワイにはこないし、離れられないし、日本は好きみたいなんだけど貴女との会話はもっと好きみたい。だから会えない分を」
そこまで言うとまた自分の頭に指を差して
「ここにいっぱい送ってきたわ」
鼻をならす
「一応電子キーを付けてあるから、規則の事はわかってるけど人の手紙を読む趣味はないからね。解除キーは03.60.a.63.980gaaよ」
いかにもな言葉にコーパスクリスティーは苦笑いを浮かべた
本来規則に厳格な米海軍。電子通信は指令艦クラスの許可が無ければできない、しかも中身については必ず読まれ検閲を受ける事になる
キティ・ホーク大将は司令艦の地位にいる者だが、極東及び世界最大の海域海軍第七艦隊の上位司令はブルーリッジとなっている。彼女は米海軍情報将官でもあるため、キティ・ホーク大将とはいえ検閲を避ける事はできないが、司令艦同士ならばこんな事にはなっていなかった
検閲を避けられない最大の理由は部下にあたるコーパスクリスティーに手紙を送る事が一番大きかった
それらの理由から簡単にやり取りは出来ないようになっていて、本来なら佐世保に詰める前線士官であるエセックスの手に渡るのだが、今回は任務にて不在という事から最高職であるアイゼンハワーの元に渡っていた
「よろしいのですか?」
コーパスクリスティーももちろんその事は良く知っていた
自分達と同列の者達は時間が許す限りの説法を行う事ができても、上位将官であるキティ・ホークはめったに合う事ができない
思想検査や管理という名目を作っては懇談を持つ事が出来たとしても実に少ない交友でもある
アイゼンハワーも勿論信心を介し親交を深める二人の事は知っていた
だからこそ募る思い、募る苦しみを解放する教えを聞きたい、または手紙だけでも自分の心情を伝えたいと願いに理解を示して
伝えたい気持ちをいっぱいに溢れさせた手紙を読むのは苦痛と、お茶目に両手を挙げてみせた
「いいわよ。気にしないで」
司令っ気のない素っ気ないアイゼンハワーの態度、対照的に輝くプラスティック製の青いローボード
はしゃいだ態度を見せながらもどこか静かな司令艦の手元にカードを持ち上げて見せた
「major arcana.13に、ご連絡はとられたのですか?」
透けて後ろに輝くアイゼンハワーの碧眼を写すクリスタルのカード
描かれる絵は、不吉を現す姿を浮かせ彫りのように見せている
素足の下を星の河が流れ、美しい装飾と宝石をちりばめたようなローブの下。色黒の女神は目だけを赤く輝かせ右手に大きな鎌を携えている。それを現すカード
「役員章だしね……連絡はとってないけど。貴女に2.3問いただしを行わなくてはならないわ」
アイゼンハワーの小さな義務違反とは違い、コーパスクリスティーが『こんごう』との間に行った出来事は重大な軍紀違反だった
コンスティチューション提督の指示する「深入りをするな」という規則から大きく逸脱した行為に対しアイゼンハワーは処罰の権利をもっていた
冷えた空気を床に這わす部屋へ、ドアを開きレモンティーをトレイに運んできたクーンは手を震えさ、カードの輝きを見つめている
テーブルの上に置かれたカード。major arcana.13のカードは米海軍名誉将官及び上位将官会幹部章
コンスティチューション提督を中心に記念艦になった者や、モスボール体勢に入った一部の司令艦を名誉会
現在活動する全ての海域に置ける司令艦(特に航空母艦)を上位会とする組織
かの大戦以降組織された米海軍艦魂会における重要事項執行部の会員証明には大きな権限が与えられていた
執行の大釜を女神の紋章、死と再生を意味する不吉の使者を頂く姿。あの大戦以降設立された米海軍最高権力上位委員会
軍を統制する組織とは別に、軍である海軍艦艇の魂の忠誠を求める組織
情報将官であるブルーリッジ司令が窓口程度の存在として扱われ、キティ・ホーク大将事ファースト・ネィビー・ジャックを掲げる彼女が唯一もっていない権力ともされる超法規的な組織の証明章であるカード
声を出していいのかさえ迷うクーンの顔に、アイゼンハワーは丸い目をあげ金色の髪をかきながら
「気を重くしないでちょうだい。司令艦には知る義務というものがあるのよ、今日私は彼女と長話をしなくてはいけない。それを騒ぐような事があってはいけない」
冷徹に光る青い眼の前でクーンは一歩下がった
どんなに容姿が幼くとも上官であるアイゼンハワー、ましてやmajor arcana.13の上位幹部が行う事を騒ぎ立てるなどあってはならないと厳命されている
「Yes, Sir」
足取りに冷静さを取り戻すと、クーンは敬礼と共に部屋を出た
長く続く通路に足音を残さず、即座に自艦に戻った証明として光の中に姿を消す
「良い子ね」
後に残らなかった音にアイゼンハワーは何度か頷くと、軽くため息を落とした
「司令艦アイゼンハワー、どのような処罰も覚悟しております。その事については手を抜かず厳罰を処して下さる事を願います」
対面のコーパスクリスティーは姿勢を正していた
コーパスクリスティーの違反は知られる限りでも少ないものではなかった。そもそも彼女の教義に対して軍の将官達はもとより、上位幹部会は良い顔をしていなかった。理由は明らかで自分達が兵器の魂であるという消せない事実があるという事
戦地に赴く時、もしかすれば魂の心を揺らすような教えを容認するのは難しいと考えていた事にあった
「コーパスクリスティー…幹部会に報告。査問委員会にかけるとなれば貴女は教義を捨てなければならないかもしれない」
両手を組み、テーブルにもたれるように顔を前に出すアイゼンハワーの声は、今まで聞いたことがない凍った響きを持っている
「もしそうなったら貴女は生きていける?」
小さな照明が一つ、冷めた空気に揺れる
「その時は「聖者の棺」として港にて生を終えます」
「ずいぶんと自分勝手な結論ね。教義の大半を今まで容認してきた幹部会に対し反抗していると見なします」
青い瞳が尖る。真正面に捉えられた変わらぬ表情に
「私達は今まで、貴女の教義と信心を計ってきた……」
人差し指が右と左にゆっくりと動かされる
「必要か?不必要か?これが我ら米海軍にとって有益であるか?無益であるか?を」
「結論はでましたか?」
目と目が緊張の糸で繋がる
「結論はとっくに出ている。教義を容認し、救いを求める者達のための救済として活かすという形で……」
米海軍上位会がコーパスクリスティーの教義を容認しているもう一つの理由もあげる、キリスト教の多くが「自殺」を許していないという事を
軍事艦艇の魂たる者は自分の為に死への手続きを使う事があってはならない、どんな苦境であっても生きて帰れという指示に添うためでもある
冷たく尖った目は長話の中で瞬きもしない、開かれ続け情報を目の縁に浮かばせながら続ける
「世界は未だ一つではなく、平和と混乱を抱き合わせる器として私達は必要とされている。この矛盾に対する緩衝材として、貴女の信心する教義を許している。巨大国家として米国がそれを推し進め、すべてを完遂するまでの間、魂の心を支えるものとして必要とされるが、それはとりもなおさず重責を担い、日々実行し続ける米艦艇にこそ必要とされているのであり、迷う子羊(日本海軍)のためにあるわけではない」
アイゼンハワーの言葉に、コーパスクリスティーは笑みを浮かべた
会話を続けろというヒントに応えた
「主はおっしゃいました。「彼は貴方達の聡き羊飼いである」と、迷うものに導きと助けを与えなさいと、私はそれを実行しただけです」
「重大な軍紀違反をしても、そうしろと?」
「ええ、貴女も知っておられるように、「カエサルの物はカエサルに、神の物は神に返しなさい」と、教義を説くのは軍属である己が身を許すためではありません。米軍である事は、当然アメリカの一部であると言う事です。生を与えた国に生を返すため。矛盾を抱える全ての器に、それらも「共に」抱き愛しなさいと教えるためです。同じように、迷い続けた羊である私達(米海軍)に道を示した羊飼いが人にも、魂にもいました。私はそれをもお返ししようと考えただけです。司令艦アイゼンハワー、貴女もきっとそれを願っていたと信じています」
「傲慢な事だ。私が願っていないと言ったら……貴女はどう思う?」
「いいえ、貴女は……いいえ、もっと言えば「原子力」で生を得た私達は皆それを願っているハズです」
毅然とした問答、背筋を正したコーパスクリスティーの前、両肘をテーブルに置いていたアイゼンハワーはひっくり返るように体を反らした
「ふん、矛盾に器……そうであるうちはまだいい、そんなふうに思ってしまう。私達は罪ももっもと先端を歩く船、言うならば「咎の箱船」よ」
原子力空母であるアイゼンハワー、原潜であるコーパスクリスティーどちらも地球環境にも人の生活にも相容れない原動力の下で産まれた魂だった
無限(実際は少し違うけど)活動力を得る事で産まれた彼女達は、19世紀に分派し混迷を生きた戦船達の歴史にさらなるターニングポイントとして派生した
人の安全と相容れない力をその身に抱いて、混乱を抑止するための平和の維持者として、さらにはそれらを狂気を発射する台座として生きる
これまで産まれた戦船達と一線を画した彼女達には自分を生み出した力の苛烈さ故に誰よりも平安が必要だった、だからアイゼンハワーは普段の勤務が浮わついている姿を見せる
「私がリラックスしてないと船が沈む」は本当にそういう意味なのだとやっとで笑うと
「そうでもしてないと、思い詰めてしまう。上位会に入れない事を愚痴るキティちゃんには悪いけど、とても耐えられないわ。こんな言い方はどうかと思うけど私に言わすのなら同じ空母という身を持つだけで、兵器の翼の宿り木である事を嘆いて貴女の教えに縋らなくてはならない彼女には、私達の苦心はまだ理解できない」
そう言うと胸に手を当てた、制服の下、体の奥から外に向かって輝くプロミネンスは原子力の魂達が持つ業魔の炎の証
「きっと狂ってしまう。私だって狂ってしまいそうなんだから」
狂気をも愛して抱く魂は悲しげに海に目を向けていた
「わかります。私達原潜も海の下で「彼女」の悲鳴を聞きましたから」
原子力の力ともども海に沈んだ潜水艦がいた。その悲鳴は世界中の海に、原潜達に響いていた
「お願い!!私を殺して!!私を……海(世界)を壊してしまう前に!!」
演習の前、クーンの姉カウペンスの艦魂ダニエルは泣いていた。平和の海を行くことを望み、混乱の世を討つ使命の前で苦しみに身をよじって
姉の姿を気遣ったカーティス・ウィルバー艦魂クーンはアイゼンハワーに詰め寄った時、その時に自分で言った言葉を思い出していた
「私達は皆、春の日を滑るヴェネチアのゴンドラのように生きたいと願っている……」
「そうです、微力ながらも願いのために矢面に立つ者達に救いを与えたいのです」
アイゼンハワーの目から険しさは失われていた
審問をする重職である事を忘れたわけではなかったが、もとより責めるつもりもなかったと肩をオーバーに上げると
「そうなったら……いいわね。全ての戦船に……いいえ全ての船達の心の平安がある事を願うわ」
つぶやきを落とした
「でも、私達を導いた羊飼いは片手落ちであるのが現状。ましてや彼女達(日本海軍)の導き手は活動の全てを停止し、ただ見守るに徹している今の状態での貴女の行動は……」
海を見ていた瞳が、何かを思い出したようにコーパスクリスティーの側に顔を戻す、右に傾げて
「ねぇ、何故三笠元帥は日本海軍(海上自衛隊)に姿を現さないのかしら?何故迷い続ける彼女達を、私達に導きを与えた時のようにお導きしないのかしら?それが貴女を動かしたのかしら?」
不意の質問にコーパスクリスティーの目は曇った
顔を俯かせ寸間を置くと
「私を動かしたのは友との約束です。そして元帥が何故私達には与え、彼女達には与えないのか?それは私にもわかりませんが…あるいは我々のように「絆」放棄を求めているのかも?」
「元帥が……絆を捨てたいと?」
不可思議と首を傾げた姿のまま、ポットに残ったレモンティーをカップの注ぐ
アイゼンハワーもまた、考えを巡らせて金の髪を揺らすが
「それは私達の事情とは何か違う気がするわ…私達は原子力の魂であるからこそ「咎の繋がり」を絶ちたいと思いがある。でも、元帥は願いは大日本帝国の栄えある魂達の心を未来の日本を託そうとしていたのでは?変ね?」
お互い座り直し、仕切り直しの会話
顎に手をあてたアイゼンハワーは人差し指を踊らせながら
「そういえばワイツ氏はお元気?今回日本に貴女が行くと決まった時、元帥と会った時の事で何か言ってらっしゃらなかった?」
「元気でいらっしゃいます。ご高齢なのでめったに港にはいらっしゃいませんが、私が出る時には祝福のためにいらっしゃっいましたが……」
そこまで言うと首を横にふり、自分の師に罪がない事も告げた
「今回出航する時に私はこの計画を話してはいませんでしたし……それでも別段何もおっしゃってませんでしたね。ただ、変わらぬ愛で魂達に心の平安が有りますようにと」
コーパスクリスティーは十字をきり手を動かしてみせて
横に長いソファの上に足を投げ出したアイゼンハワーは一度きつく目をつむると
「なるほど……となると、これは三笠元帥の問題であり、現行の日本海軍も問題に関わっているという事にるのね」
「そういう事です」
温くなったティーの香りを味わいながら
「そして貴女が、その問題の突破口を開くためにやってきて、この問題を起こしてくれたって訳ね」
めんどくさそうに首をふり。閉ざしたままの目で頷く顔
「うーん、そういえば日本、日本といえば『あまつかぜ』だよね。彼女の国に行くことについて……観光大臣は何か言ってた?」
手振りで波を切るフラの仕草を見せる。コーパスクリスティーは笑いそうな顔を押さえて
「名誉中将は、それこそ何も知らないご様子でしたが」
「そうよね、あの人はいつも踊ってばかりで…なんかうらやましいわ」
一段落着いた会話。イスに座り直したアイゼンハワーの前で、コーパスクリスティーは起立すると
「私は教義を説く者であると同時に、自分が世界を破壊する者である事を知っております。どうぞ刑をお与えください」
今更自分に刑を科せというのもおかしな話だったが、米海軍にとっても大事になりつつあった事件。何かしらの処罰は必要ではないか?そういう思いがコーパスクリスティーをたちあがらせ、上官の名誉と米軍の規律のためにもと見せる顔を前に
アイゼンハワーの丸い目は一瞬大きくなって、今更?という感じに細く笑うと
「座って」
手のひらを前に倒し、合図した
広すぎる空間に響く甘いトーンは、けだるそうな目で相手を見ていたが着席をさせるとイスから上体を起こし、手前に置いていたティーカップを持つ
「矛盾を包括する形で生きているのはお互い様でしょ、今更なご意見よ。今回の事は不問に処す。私は見なかったとします」
大きなため息、目の前に置かれていたカードを、手のひらからこぼれる光りの中にしまい込むと次の瞬間には軽口で
「この件で貴女を処しても米海軍には何のメリットもないから、それを最大の理由としておくから」
「よろしいのですか?」
煽るように冷めたティーを飲み干し
「いいのよ、私はどの司令艦より効率重視なの。先に言ったように貴女がいる事で米海軍の多くの妖精達が心の平安を保つ事の出来るのならば、貴女を失うのはデメリットでしかない、硬直化した判断で処罰をくだすならば、それこそ米海軍の中身を壊してしまう事になりかねないわ。そんな馬鹿げた結論は私も、上位委員会も望まないわ」
言い切った後で頭の回りに光りの輪を現すと
「手紙、渡すわよ」
一瞬輝き、目の中を真横に走るラインともにコーパスクリスティーの頭にも現れた輪のなかに光の粒が吸い込まれるように消える
「確かに多いですね。受け取りました」
落ち着いた表情、銀色の目と揺れる黒髪はやっと出されていたティーに手を付けようとしたが
「変えましょ、冷えちゃったでしょ」
笑みを浮かべたアイゼンハワーはドアの側に目をやると、緊張したラインで固まっている米艦艇クーンにいきなり接続した
「クーン!!!ホットコーヒー持ってきて!!」
「はっはい!!」
即答に部屋の二人は声を出して笑う
クーンは艦を後にはしていたが自艦の上でずっとアイゼンハワーを見ていた
緊張した時間で、どんな処罰が下るのかと寒さを忘れるほどに立ち尽くしていた彼女の頭に響くアイゼンハワーの声
「早くよ!!!冷えちゃったわ!!」
激しい呼び立てに電信の向こう側で慌てふためく音が響く
カップを現し、トレイを準備しと物のぶつかり合う音の後に
「すっすぐに参ります!!3分ほど待って下さい!!」
「3分よ!!」
電波の向こうで慌てているであろうクーンの姿を思い浮かべコーパスクリスティーも笑いながら
「いつも、こういう日であって欲しいと願っています」
「そう、私の近くにいたらいつだってこんな日よ。悩んでる時間なんてあげないんだから!」
顎をあげた幼い容姿の司令艦
色々な問題を抱える魂達に接しつづける最高職は、こういうのもありでしょと頷き、二人して海を眺めた
「返せてるといいわね。与えてくれた魂の為にも」
三十五番錨地から真っ直ぐ北に向かった先にある護衛艦隊の艦影
林立する鋼の塔の中に、今日の事を胸に抱いた魂が見える
「ええ、少しでも願いが叶って欲しいと思います」
『こんごう』の影を見つめる灰鉄の目は祈りに手を重ねて
「忘れないで、貴女に託された思いを……」
「……マリア……」
司令艦に連れ去られたコーパスクリスティーを見送った後、『こんごう』もまたクーンのように立ち尽くし、そして祈るように手を合わせてた
胸のポケットには輝きの玉が熱を帯び、まるで小さな心臓のように鼓動をさせるように波動に気がついたとき
託された願いを両手に抱きしめていた
「どうか、お任せ下さい…」
『こんごう』は港に向かって小さな声で語った
「姉さん達の残そうとした絆を見つけて見せます…敷島中将、涼月姉さん、私は『こんごう』です。必ず心を探して見せます」
誓いを立てる『こんごう』の後ろ、粉川も心の中に火を燃やしていた
「三笠…ぼくに言わなかった事がある…」
胸を何度も叩いた、息の詰まる別空間の旅は相当に響いていた。
体の各所がねじ切られるような痛みを起こしていたが、それ以上に「怒り」にも似た感情が持ち上がっていた
信じていた母の、教えてはくれなかった真実
コーパスクリスティーが言うように曖昧な画像ではあったが、声は十分に伝わっていた
女神ではない魂達
「魂の引き継ぎ」を宣言した張本人と考えられる三笠
その三笠自身にあった事件と、その真相
「生ぬるかった…ぼくが…」
流されるまま聞いてきた事を実行していた自分に腹を立てていた
そして、最早後戻りの利かないところに自分が踏み込んでしまった事で、決意は固まっていた
「問いただす…」
「粉川は私は来年1月に三笠様に会う。決めたんだ。この力が必ず私を導いてくれる」
地面を叩き苦虫を食った粉川の前、波風を受けた『こんごう』は手のひらの珠玉と共に進む道を決めていた
「『こんごう』、僕も行く。一緒に行こう」
震える足を立たせ、今まで見せなかった怒りの顔が共に前に行くことを誓っていた
寒さの増す星の下
身を切る風に動じる事のない二人の姿
各々の心に残った記憶は二人の距離を少しずつ縮め、心の戦いへと進ませ始めた時だった
カセイウラバナダイアル〜〜用語集〜〜
長かった「佐世保動乱編」も後少しで第一幕がおわります〜〜
ここまで持ってくるのが一つの山だったので、気持ち的には少し楽になりました
しらない間に「章」を分ける機能が出来ていたようですか…今更どうしよう、そんな感じですwww
用語集といっても今回はそれ程難しい事は書いてないのですが
とりあえず自己満足的にw
major arcana.13 (メジャー・アルカナ・13)
まったく架空の組織ですが、米海軍艦魂会の中でも上位委員会の名称として登場
日本では大アルカナの13番「死」事DEATHと言う方がわかりやすいかもしれません
簡単に言うとタロットカードからの名称です
13って数字が入っているので13人で作られていると考えられそうですが実際はそんな事もなく、むしろ13人以上の上位艦魂がいると考えられます
大アルカナは、わかりやすい区分けでいえば「死と再生」を意味するカードで、火星謹製の艦魂とは密接な関係があります
カード13は天蠍宮に入り、四大元素でいえば水に所属する者となります
正位置では:崩壊。解体。損失。終末。結末。急変。変化。終止符。仕切りなおし。新たな始まり。
逆位置では:再生。回復。復縁。復活。再来。更新。転換。再出発。やり直し。仕切りなおし
かなり艦魂の存在に近似値的な要素をはらんでいるという事からも組織名としてつけました
もっとも簡単な理由は
12使徒(Majestic 12)からもじったというのもありますがw
数字に関してはこちらの12も少し関係があります
Majestic 12とはアメリカ合衆国の政府高官や科学者などで組織された上位委員会などと言われた事もあり、事UFO関連や世界を浦から操っている陰謀説などにまみれた面白い組織でしたが、まぁようは冗談みたいな事だったのですが一時世界を騒がせたりもしたものでした
名前の残る組織としては、なんかいまいちなんですが
ぶっちゃけMajestic 12てのは割と知られてないのですが嘘です
奇跡の12使徒事Majestic 12
12使徒ってなんで12人って話しになんですが、主の晩餐とかを見るに中世の頃にはキリスト教中核をなした使徒は12人だったと制定されたところにあるようです。
聖典であるルカの書には12人の高弟がいたとされていますが、それ以外の書にはあまり数字を含めた使徒の数はかかれていないし、名前も特定出来ない
外典には12の高弟というのがそれなりに出ているが、やはり名前は特定出来ない。これはイスラエル12部族にキリストの教えを伝達させるための師範または伝道者だったのではと考えられ、そもそもの使徒とはなんの関係もなさげなんです
さらに12使徒で括るとおもしろい話しがありまして
主の晩餐を見るとわかるのですが、大抵の画の中に「ユダ(Judah)」がいると言う事です
つまり、裏切り者のユダを加えて12使徒という事なのです
ユダの裏切りにより、使徒は欠損し次の使徒を補充するのですが、裏切り者のユダはこの時でもユダヤ教にとっては(当時の認識では)使徒でした
つまり13使徒というが出来上がるという寸法です
極めて12という数字が曖昧であるという事がわかるし
裏切りを「罪」として包括するならば13が組織名に付くのも悪くない感じです
不吉の数字もげんかつぎみたいに
03.60.a.63.980gaa
アイゼンハワーがキティ・ホークから預かった手紙に掛けていた電子キーの数字
なんか、こんな事にまでこだわりってなんでしょうかねw
意味のない数字とか用語とかかけないんでこんな数字が出てきたのですが
応えの解った方は書き込みしてくださいwww
たいした事ではありませんけど、ちょっと謎解きみたいで楽しいかも
次回答え書きますw
「カエサルの物はカエサルに、神の物は神に返しなさい」
これは例のパリサイ人がイエスに問答を仕掛けた時の回答です
パリサイ人の収税人(税金の徴収者)がイエスに「それでも貴方はローマの治める国に住んでいる。だが神の子よ、貴方は誰に税を納めるべきかを聞かせて頂きたい」
つまり神の子をかたるイエスは誰に税を払うのか?とバカにしたのです
そこでこの答えをイエスは出します
「与えている者に返しなさい。カエサル(ローマ皇帝)が与える治世に流通する税は彼に返しなさい。そして神が与えている世界を、神に返しなさい(感謝をしなさい)」と
当然神から与えられている物を全て返せる人はいませんから、彼は問答に敗退するという下りです
コーパスクリスティーはかつて、何らかの原因で瓦解していたアメリカ海軍に導きを与えた人(ワイツ氏)と魂(三笠)に、報いるために日本に来た。絆を探す『あまつかぜ』とそれ以降の日本艦魂達に与えられたものを返そうと、導きへの助言をしにきたとアイゼンハワーに話しているという事です
観光大臣
そのうち出てくる上位委員会の一人、現在南国で踊っているらしいw
そんなこんなで、とても今年中には追われそうにない艦魂物語ですが、次回もまたよろしくお願いします〜〜〜
それではまたウラバナダイアルでお会いしましょ〜〜〜